ここ数年で一気に注目を浴びるようになってきた、アガルートアカデミーの行政書士講座。
令和3年が5期生とかなり新しい講座です。

アガルートって最近めっちゃよく聞くようになってきたピヨ。
でも、実際評判ってどうピヨ?
良いピヨ?
悪いピヨ?
この記事は、熱く語りすぎたため、かなりの長文(17000文字程度)になってしまいました。
気になるところだけ拾い読みしてもらえばよいのですが、先に総括を一言で言わせてください。
✅アガルートの行政書士講座は「イチオシ!」講座。
✅行政書士の受験をするのであれば、選択肢から外すのはもったいない。
✅受講しないと【損だ】といってよい。
なぜなら「圧倒的」だから。
- 教材の質
- 講義の質
- 高すぎる合格率
- コスパ
いずれにおいても、業界最高水準。
本題にはいる前に、簡単に自己紹介させてください。
- 岡島真といいます。
- 経済学部卒。行政書士試験で初めて法律を学習した初学者
- 合格して数年経ちますが、アガルートの公開講座は今でもチェック・視聴しています。勉強になるし面白いからです。
- 合格通知を公開しています。
- マーケティングや各種スキル向上のアウトプットとして当ブログを運営。
✅アガルート行政書士講座の評判や口コミ
✅評判や口コミ、11項目を徹底解説
✅アガルート行政書士講座の良い点・悪い点
✅アガルートをおすすめできない人
✅あなたにおすすめのカリキュラムはこれ
アガルート行政書士講座評判11個を徹底解説
まずはアガルートの行政書士講座の良い評判と悪い評判をリストアップしていきます。
評判は、各サイト・ブログ・ツイッター・掲示板等の内容を簡素にまとめたもの。
◎・△・×は私の考え。
◎・・・・同じ意見
△・・・・一部賛同
×・・・・全く違う意見
良い評判 | |
テキスト | ◎ |
講義 | ◎ |
返金・祝い金が強力 | ◎ |
悪い評判 | |
合格率が高い過ぎて嘘くさい | × |
価格が高い | × |
返金前提の価格設定になっている | × |
教育訓練給付金が使えない | △ |
スマホで講義しか見れない | △ |
アウトプットが不足している | × |
講義が使いまわし | × |
講座により品質にばらつきがある | △ |
そもそもなぜ、悪い評判が出てくるのかまで徹底的にお話しします。
単に「講義がよい」だけでは終わらせません。
講義の何が良くて、どこが凄いのか、お話しします。
非常に長くなりますが、少しづつご覧ください。
悪い8つの評判をぶった切る。
悪い点をぶった切っていきましょう。
悪い評判は以下の8点。
さらに、なぜこういう悪い話がたくさんでてくるのか?ということまで踏み込んでいきます。
- 合格率が高すぎて嘘くさい
- 価格が高い
- 返金制度前提の価格設定になっている
- 教育訓練給付金が使えない
- スマホで講義しか見れない
- アウトプットが不足している
- 講義が使いまわし
- 講座により品質にばらつきがある
合格率が高すぎて嘘くさい
アガルートの行政書士講座の合格率は異常です。
平成29年 | 平成30年 | 令和元年 | |
一般合格率 | 15.70% | 12.70% | 11.50% |
アガルート合格率 | 65.50% | 46.70% | 72.70% |
信じられないほど高いのです。
では、この合格率は嘘や盛っているのでしょうか?
その可能性はありません。
- うそのデメリットは大きく、メリットは小さい。
業界的に合格率を公表しないのが普通。
仮に嘘であれば業界からバッシングの嵐。 - ぶっ飛んだ数字になっているのは分母が小さいため。
嘘のデメリットは大きく、メリットは小さい
この情報化社会の中で、虚偽で商品を販売していたとなるとあっという間に炎上し非難の嵐であることは言うまでもなく、
特に効果を偽証するとどうなるか、安易に想像がつきます。

会社ごと吹っ飛ばされるほど非難の嵐にさらされるのは明らかピヨ。
また、行政書士講座で(まともに)合格率を公表しているのは、フォーサイトとアガルートの2社だけです。
合格率を公表しない選択肢の方が業界的に一般的であり、嘘をつくリスクはたくさんあっても、メリットがそこまで大きいわけではないのです。
合格率の差が大きいのは分母が小さいから
令和2年が4期生ですので、過去3年の合格率ですが、全然違います。
これは、分子も分母も数が小さいためぶれ幅が大きいのです。
新しくできたばかりの講座を何万人も受講するとは考えにくく、数人の合格者の差がパーセンテージの数字のぶれを大きくしているといえます。

仮に、
100人の受講生がいたとして、
72人の合格者がいれば72%
65人の合格者であれば65%
数人の差でパーセンテージは大きく変わります。
アガルートの行政書士講座の費用は高いのか?
アガルートの行政書士講座はむしろ安価な方であると認識しています。
新設されてまだ5年目の講座ですから認知度の低さもあって結構誤解されている部分が多い印象です。

自分で比較をしてみても、アガルートはお高めな印象ですが・・・・。
確かに、
行政書士試験|【2021年合格目標】入門総合講義/入門総合カリキュラム(フル・ライト) を例に上げれば、
- ライト 208.000円
- フル 238.000円
と高いと感じます。
ですが、そもそも、何と比べて高いのですか?
攻略法型講座と比較していること自体が間違いなんだ。
アガルートの行政書士講座はガッツリ系です。
にも関わらず、攻略法型講座と比較されているケースが非常に多いのです。

ガッツリ系講座、攻略法型講座って何ピヨ?
私が講座の特徴を分類するときに使っている表現です。
特徴をまとめると
- ガッツリ型・・・試験範囲を網羅的に学習
- 攻略法型・・・・学習範囲を頻出分野に絞り、学習量を削って効率的に学ぶ
- 補助型 ・・・・攻略法型よりもさらに範囲を絞り、メイン教材ではなく補助的な利用法で効果を発揮するであろう講座
講座を選ぶ前に【最低限】知っておくべきことで詳しく解説しています。
端的にいうと、
- LECとフォーサイトを比較して、フォーサイトの方が安いからフォーサイトの方がよい。
- 伊藤塾とユーキャンを比較して、ユーキャンの方が安いからユーキャンの方が良い。
このような比較に意味がないのはわかりますよね?
別物だからです。
ところが、こういう比較をアガルートに限っては結構されています。
ゆえに、「アガルートの行政書士講座は高い」と言われてしまっているわけです。
他のガッツリ系予備校講座と価格を比較すると、安い
では、ガッツリ系の予備校講座と比較してもアガルートの行政書士講座は高価なのか?
答えは、NOです。
- アガルート入門総合カリキュラムフル 238.000円
- 伊藤塾本科生 258.000円
- TACプレミアム本科生plus 259.000円
- LEC横溝プレミアム合格塾plus 341.000円
コスパも非常に高い
コスパをどう考えるのは難しいところではあります。
- どの学習形態でもテキストと問題集は必須。
- 講座を受講すれば、テキストと問題集はどの講座でも当然ついている。
- すると講座を受講するメリットは講義を受けられる点であるといっても差し支えなく、その講義の単価が安い=コスパが良い、といえる。

つまり、講義一時間当たりの価格はいくらか?ということです。
講義単価が飛びぬけて安いのがアガルートなのです。
特に、割引が超強力でアガルートでは2021年2月末まで早期購入割引9万円引。
時間当たりの講義単価が千円を切れば安価な方である中で、講義単価が500円を切る価格になります。
返金制度前提で価格設定がなされている?
アガルートの返金制度は全額返金、またはお祝い金5万円とかなり強力です。
昨年までは、全額返金及びお祝い金3万円でしたが、変わったようです。
合格率同様、インパクトが強ければ邪推を生むものです。
「返金制度を前提とした価格設定がなされているのではないか?」というものです。
私は、返金制度を前提とした価格設定はされていないと考えています。
理由は
- 通信という仕組み上、受講者が増えた方が利益は出せる。受講者が10人しかいなくても1万人いても運営コストはほとんど変わらない。
- 返金制度の条件で合格体験記の執筆のみならず、動画に出演する必要がある。
つまりは、広告費である。 - これにより、膨大な合格体験記が蓄積されていき、ストック型の広告として長く残るためコストをかける価値がある。
- そもそも、仕事の都合などの理由で顔出しNGで返金を辞退する人がかなりいる。
もし、本当に返金制度のコストが全額受講費に上乗せされているなら、返金制度はすぐにでもやめるべきでしょう。
なぜなら、今の半額近い(合格率が極めて高いため)価格になるのですから価格破壊で他社が死活問題になります。
また、先ほどいくつかの予備校の価格とも比較しています。
それを見ても、返金制度が価格に乗っているとは考えにくいですよね。
教育訓練給付金制度が使えない
教育訓練給付金制度は簡単に言ってしまえば、指定講座を受講すれば受講料の20%が返ってくる国の制度です。
20%はかなりおおきいですよね。
確かに、デメリットであるといえます。
ですが、一方で教育訓練給付金を受ける前提で講座を探している人がどれほどいるのでしょうか?

順番が逆なのです。
受講したい講座で利用できるならすべきです。
ですが、給付金を受けたいから講座を受講する人は根本的に考え方が間違っています。
安い講座を希望されるなら、攻略法型講座になります。
足りない部分は自力で補填すればよいだけの話ですから。
攻略法型であっても独学とは比較にならないほど効率が良いです。

スマホで講義しかみれない
今やマルチデバイスは当たり前になってきています。
アガルートの行政書士講座ではスマホで講義の視聴はできても、問題演習はできません。
これも確かに、微妙な点といえなくもないです。

ご自身のライフスタイルを振り返ってみてください。
スマホで問題演習やテキストが見れる場面ってどのくらいありますか?
私は耳だけが空いている状況はよくあります。
通勤時の運転中や昼食時です。
これらの隙間で講義音声を繰り返し聞き続け、帰宅したら問題を解く、アウトプット中心に進めていました。

確かに、スマホで講義しか見れないのはデメリットであるといえます。
ですが、環境や使用法次第で勉強にメリハリができたことも経験上事実なのです。
この辺はご自身のこだわり次第です。
講義の内容や品質よりもスマホで問題演習が可能であることの方を重要視する人もいると思います。
そういう方は別の講座を受講した方が良いでしょう。
アウトプットが不足している!?むしろ多い方です。
アウトプットの教材は入門総合カリキュラムは過去問中心、経験者向けの総合演習カリキュラムでは他資格からセレクトされた問題がメインになります。
過去問も、他資格セレクト問題集も全肢解説講義が付いています。
総合演習カリキュラムをクローズアップしてみると
他資格から選りすぐりの問題を大量に集めてきてくれています。

再受験生向けの講座であるため、すでに過去問は大半の人がやりつくしているからです。
他資格セレクト問題を解くメリットは、理解力、思考力が身についているかを問われていると思えばわかりやすいいと思います。
過去問でやった内容を別の角度から問われてくるわけです。
この価値がわかりますか?
問題演習はどうしても過去問しかできなのが、この試験の辛いところ
独学で学習をしていると、メインは過去問であり、それ以外はほぼ過去問と同じオリジナル問題がある程度です。

私も何冊もやりましたが、同じような問題ばかりです。
そして種類も数も多くありません。

他資格の問題は魅力的ではすが、傾向に引っ張られずに必要な問題だけを抜粋することは受験生には事実上不可能です。

それができるならとっくに合格してますね。
分量もやばいです。
他資格から厳選された問題の量が、民法だけでも週刊少年誌くらいのサイズ感があるって話です。
丁度よいツイートがありましたので引用させていただきます。
演習総合カリキュラム到着。…このボリューム感たるや、、。
全科目並行してやっていこうと思ったんだけど、視聴開始が各科目1ヶ月ずつずれているので(民法11月、行政法12月…)、4月半ばまでに2周ずつやって、あとはゴリゴリやっていこうかなと思っています。さあ開始。#アガルート#行政書士試験 pic.twitter.com/WUbo0a3Hun— ふぃーご (@hideyan145) November 17, 2020
とんでもない量です。

これだけこなせば、そりゃ力つくピヨね。
さらに、この問題に対して、ほぼ全肢解説がついています。
単科講座であってもテキスト、インプット講義、問題集、解説講義全部セットになっています。

インプット講義はしっかり受講して、アウトプットの問題の解説はわからないところだけを見れば時短に繋がります。
アガルートでアウトプットが不足しているとしたら
あえてあら捜しをするのであれば、入門総合カリキュラムのアウトプットが標準レベルであるという点でした(過去形)。
令和2年度までは過去10年分の過去問と標準的なアウトプット量でしたが、
令和3年度から「択一式対策完成への問題解析講座」が加わり、入門カリキュラムであっても十分以上のアウトプット量が用意されています。
「択一式対策完成への問題解析講座」は後ほど解説します。
講座が使いまわしだから微妙?メリットしかありません。
これはある意味正解であり、ある意味不正解です。
確かに、アガルートの行政書士講座では過去の講座をそのまま使うものもあるようです。
これは、逆に講義の質に自信がある、と言えるのです。
アガルートの講義はブラッシュアップ型コンテンツなのです。
ブラッシュアップ型のコンテンツってなに?
磨きをかけて質を高めていくという意味で、簡単に説明しますと、
膨大な試験範囲の解説を毎年、毎年新たに収録しているとどうしても中には微妙なできの講義も出てくるのは当然です。

例えば、人気テレビ番組でも、面白い小説でも、何本も繰り返されていると中にはいまいちな回も出てきますよね?
ところが、その微妙な回だけを刷新していくとどうなりますか?
全体のレベルが底上げされていくでしょ?
もともと全体的に品質が高い講座ですが、いいものは残して、その中で少し微妙なものの品質を高めるために、時間と資本を投入してじっくりと良いものに変えていけるため、全体の品質がさらに向上するわけです。
ブラッシュアップ型コンテンツの2つのメリット
- 講義全体の質が年々上昇していく
- 法改正や最新判例に最速で対応が可能
基本的に全体的に高品質ですが、その中でさらに磨きをかけ気になる部分を修正を繰り返していくわけですから年々講義の質は向上していくのはわかると思います。
もう一つの超重要なポイントは、法改正や最新判例に最速で対応できるということです。
例えば、2020年の民法大改正を例に上げると、
アガルートでは改正民法は2019年の本試験前には既に全部再集録済みだったそうです。

結果的に改正部分の出題はありませんでしたが、改正民法が試験範囲となるのは2020年11月の本試験です。
一年以上前から対応済みであったといことです。
これだけ迅速に対応できるのはブラッシュアップ型のコンテンツだからです。

講義と講義のつながりで服装が変わっていたりするため、違和感を感じる点は微妙なと言えるかもしれませんね。
こんな講義の内容と無関係なところが気になるなら、確かに微妙と言えるかもしれませんが、どうでしょうか?
講座によって品質にばらつきがあるからアガルートは微妙?

ここまでくると、一周回ってギャグにしか聞こえません。
学ぶ科目が違う、分野が違う、講師が違う
だから資格によって品質がばらつくのは当たり前。
アガルートは、有名予備校の看板講師の主力講座と同等か、費用やカリキュラム、行政書士講座への力の入れ具合も含めればそれ以上のパフォーマンスです。
悪い評判が出てくるのはアガルートが当て馬だから!?
ではなぜこのような悪い評判が出てくるのでしょうか?
アガルートは新しい講座で内容もそこまで一般的ではありません。
そのため、うまく当て馬に利用されている場面が結構見て取れます。
ざっくり言うと
- アガルートの講義は最高です、テキストも最高です、でも高いです。
- A社の講義は良いです、テキストも良いです、価格は10万円を切り、教育訓練給付金も利用でき、スマホで問題演習もできます。
- アガルートは教育訓練給付金制度は使えません、スマホで講義しか見れません。
- ね、A社の方がいいでしょ?
- 公式サイトはこちらです。
- はいどうぞ
という売り方になっているわけです。
A社は攻略法型の講座であり、講義時間、ボリュームともにアガルートの30%程度であったりします。

価格でインパクトを与える紹介方法のため、知名度の高い予備校では効果的が見込めない。
粗悪で高価な印象を与えた方が、主商品の良さが引き立つわけですね。
なので、半ば強引に悪い点を探してくる必要がるわけです。
良い評判をさらに深堀していく
ここまで読んでくださった方なら、悪い評判のほとんどが誤解であることは納得して頂けたかと思います。
ですが、良い点の中にこそ、アガルートの行政書士講座の魅力が満載なのです。
良い評判は以下の3点
- テキスト
- 講義
- 返金またはお祝い金制度が強力

テキストと講義は講座の肝中の肝です。
他がどんなに優れていようと、テキストと講義がいまいちだと講座としての価値はありません。
この2点の評判が良いということは、優れた講座であることを意味します。
アガルートのオリジナルテキストの有能性は数字で証明されている。
法令科目の出題カバー率が
- 令和元年度 93.5%
- 令和2年度 95.7%
アガルートの教材では、
これがいかに凄いことかは、受験を経験した人なら身にしみてわかるはずです。

行政書士試験の受験経験者あるあるです。
こんな見たことも、聞いたこともない問題どうやって答えろと・・・・。
過去問のみの一般的な学習では半分以上は知らない肢、見たこともない問題が出題されるのです。
アガルート最大の魅力は講義
悪い評判はほぼ誤解で、合格率もけた違いで、テキストの有能性も証明されている。
これらを差し置いても、アガルートの行政書士講座で最も魅力的なのは講義であるといえます。
- 講師が凄い
- ボリュームが凄い
- わかりやすさが半端じゃない
凄いのレベルがけた違いです。
講師がすごい
2021年度から入門総合講義は豊村クラストと相賀クラスのどちらかを選べるようになりました。
が、私は相賀講師がどのような講義をされ、どのような方かいまいち掴み切れていません。
よって、豊村クラスを選ぶ前提で話をすすめます。
行政書士の受験界では超有名なカリスマ講師が豊村慶太先生です。
以前はLECの看板講師で多くの合格者を輩出しています。

記憶があいまいですが、アルティメットとかいう中上者向けのクラスだったと思います。
講師歴15年以上のキャリアや実績のみならず、説明のわかりやすさ、話の抑揚・テンポの良さに引き込まれそうになります。
合格して何年もたっている今でも最新の公開講座はほぼすべて見ています。
理由は単純で、面白いからです。
公式サイト で一般知識や基礎法学の講義が視聴可能です。
また、YouTubeにもたくさんのガイダンスや講義が投稿されています。
受験時代の思い出
私が受験勉強していたころにみた公開動画の中で、有名な憲法判例三菱樹脂事件の話がありました。

この三菱樹脂事件は憲法判例としてはリーディングケースと呼ばれる超重要判例ですね。
最後に原告が和解をして、子会社の社長を務めたというエピソードまで語られてました。

なんでこんなことまで知っているんだ!?
と思ったのが当時、正直な感想でした。
そして、このちょっとしたエピソードは記憶のトリガーになり、合格から2年以上たっている今でもすっと出てきます。
もし、このエピソードトークですら記憶に残りやすくするための計算だとしたら・・・・怪物ですね。
講義のボリュームも内容も凄い
アガルートの行政書士講座の講義時間は300時間近いです。
圧倒的な講義時間です。
そんなに長時間何を話しているのかと言うと、実際に見てもらった方がわかりやすいと思います。
わかりやすい講義って、どんな講義?
その前に、わかりやすい講義・授業の条件とは
- 専門用語ではなく、簡易な言葉で端的に
- イメージしやすい具体例
- 話の抑揚・テンポ
- ボディランゲージの活用
- 間のとり方
- 飽きさせないための工夫
特に、塾の講師や講演などを経験したことある人であれば、とてもハイレベルな授業であることが納得できるはずです。
特に印象的なのは、単に教え方がうまいといったレベルではなく、いかに余すところなく受講生に伝達するのか、どう伝わっているのかまでこだわった講義であるという点です。
声のはりや抑揚、身振り手振りからも見て取れます。
さらに、聞いてるだけでは飽きてくる、そこで手を動かす作業を挟み引き戻す。
受験関係なく見ているだけでも楽しい、圧倒的な講義力を体験してみてください。
令和元年度の本試験民法の記述で「第3者のためにする契約」が出題されました。
講義の内容は2019年の入門総合講義のものですが、とても分かりやすいですよね。
これだけ、一つ一つ丁寧に説明をしたいたら、300時間超の講義時間も納得です。
行政書士試験に関係のない部分、例えば学説、にまで突っ込んでいるから長いわけではなく、必要な分野を徹底的にわかりやすく丁寧に解説をしているために講義時間が長くなっている。
この講義は令和元年の出題を受けてされた講義ではありません。
第3者のための契約は令和元年が初出題で、講義はそれ以前のものです。
特筆すべきは、このテーマすごくマイナー論点なのです。
当時、ここまで扱っていた講座はごく少数で、軽く触れる程度のものがほとんどでした。
このマイナー論点をここまで丁寧に解説しているところにも、アガルートの凄さを感じます。
業界最長レベルの講義時間を使って、何を説明しているのか?
行政書士合格に必要な知識を、予備知識ゼロの人でも理解できるレベルまでかみ砕き解説している。

わかり易すぎて簡単な内容だと思いがちですが、実は結構レベルの高いことを学んでいるのです。
再受験生にはこちらの動画を見てもらった方が実感があると思います。
2020年の直前期に出された直前期講義のサンプルです。
再受験生ならテキストなしでも理解できると思います。
直前期講座ですので、初学者の方には少しわかりにくいかもしれません。
返金、または、お祝い金制度が強力
以前は全額返金+お祝い金3万円でしたが、令和3年度から全額返金またはお祝い金5万円に変更されています。
もちろん、無条件はありません。
返金・お祝い金いずれも対象講座が決まっています。
要注意
2021年度合格特典では,「入門総合講義」「演習総合講義」単体は,合格特典の対象になりません。
・入門総合カリキュラムフル
・演習総合カリキュラムライト
・演習総合カリキュラムフル
・上級総合カリキュラムライト
・上級総合カリキュラムフル
いずれかの受講生である必要があります。

そもそも、アガルートの行政書士講座は落ちるつもりで勉強する人には向かない講座なので、自らを追い込むために受講するのは全然ありです。
合格すれば事実上無料ですからね。
全額返金制度の条件
- 合否通知書データの提出
- 合格体験記の提出
- 合格者インタビューのご出演
問題になるのはインタビュー出演であると思います。
名前も顔も出さなければなりません。
その点が引っかかる人には難しいと思います。
撮影場所は東京の飯田橋で交通費は自己負担になります。
お祝い金5万円の条件
これも、返金同様肝となるのは氏名の公開になると思います。
顔出しOKの方は返金制度
名前だけならOKな方はお祝い金を選択するのが良いでしょう
アガルートの行政書士講座の口コミは?
こんなこと言うとたたかれそうですが、口コミとかなんかの役に立ちますか?

またそんなこと言って、使用感とかしりたいもんなのよ。

いや、わかるんだけど、信じるに足る口コミってなに?
中には司法試験など他資格のツイートを引用して評しているものもあります。
アがルート全体の口コミならそれもありでしょう。
ですが、アガルートの行政書士講座の口コミに他資格の評価は意味がないですよね。
さすがにこれは誰でもわかるだろうと思っていたら、

ツイートの内容見ただけでこれは司法試験のことだとか、私にはわからないけどパパが説明してくれて納得できたけど、見ただけではわからない。

そういうものなのか・・・・・。刑法とか書いていある時点で違うし、ハッシュタグも行政書士ではないし
比較的信頼性の高いものとしては公式サイトの合格者インタビュー ですね。
全部見ていると時間がかかりすぎますので、気になる方だけ見れば十分です。
ただ、当然公式のインタビューはどの企業でもプロモーションです。
良いことしか、書いていません。
アガルートに関する本音を見た経験。
ある有名な行政書士の先生がライブ配信で雑談をされてた時のことです。
令和元年の行政書士試験の話になって、「今年の問題難しいよね」
みたいな話になりました。
その時、コメントで流れてきた内容を要約すると、
アガルートを受講していたので、今年のびっくり問題にも十分対応でき無事に合格できました。

実際はネットスラングを含むコメントでしたが、内容的には外れていないはずです。
Twitterからの引用
最近、ツイッターのアカウントだけ作りましたので、気になる口コミツイートをいくつか貼り付けさせてもらいます。
因みに、今後活用するかもしれませんが、私がつぶやく予定はいまのところありません。
独学で過去問をひたすら回したけど、肢のひとつひとつをきちんと理解できていなかった。豊村先生の講義を見ていて初めて学んでいるような気になる。1年早くこの道に辿り着きたかった。わたしの人生、いつも後悔ばかりです。#2021行政書士受験生#行政書士試験
— ひなちゃん🐶2021行政書士受験生 (@sotobeer55) November 25, 2020
豊村先生の講義はスタジオ撮影しているとは思えないライブ感が凄い!教室の最前列で受けている感じで集中して学習できますね!#行政書士試験#アガルート#豊村先生についていきます
— 抹茶@2021年行政書士受験生 (@zni9jl2V8gNkZE6) November 29, 2020
自分の目で見て判断しよう。
アガルートの行政書士講座はとにかく大量の情報を出してくれています。
YouTubeで講師の「豊村慶太」で検索すると異常な量の公開講義やガイダンスが出てきます。
公式サイトでも、
豊村慶太の速攻チャージ!基礎法学 (2時間あります。)
豊村慶太の政経社ポイント講義 (現行15講義公開されています。)

これだけたくさん公開してくれていると、自分の目で見て判断できますよね。
ここまでするのは自信がないとできないことだと私は思います。
アガルートの行政書士講座がおすすめできない人
アガルートに限らず予備校系は基本的に学習量が多いです。
- 学習時間があまりとれない
- 初学者で勉強を始めた時期が遅い
- 最初から複数年計画
- 学習を続ける自信がない
これらの条件に当てはまると、アガルートの講座は重いかもしれません。

条件が厳しい時は、ベストよりベターな戦略をとるしかありません。
どうしても条件が厳しい方におすすめの講座はこちらで紹介しています。
あなたにおすすめのコースはこれだ

アガルートが良い講座であることはわかったピヨ。
でも、どのコース選んだらよいのか悩むピヨ。
- 初学者、(記述抜き)令和2年の試験で120点未満。
⇒入門総合講義/入門総合カリキュラム(ライト) - 再受験生で過去問は頑張ったけど、令和2年の本試験は記述次第だった人。
⇒演習総合講義/演習総合カリキュラム
初学者や初受験生におすすめは入門総合「ライト」カリキュラム
初学者向けの入門コースには3つの選択肢があります。
初受験ではないけど、前年度独学で勉強して、記述の採点がされない得点(記述抜きで120点未満)だった人も入門コースがおすすめです。
入門クラスは担当講師が、豊村先生・相賀先生のどちらかを選択できます。
好みで選べばよいのですが、

私が受講するなら豊村先生一択です。
- 入門総合「フル」カリキュラム
- 入門総合「ライト」カリキュラム
- 入門総合講義
おすすめは「ライト」
国語、現代文が苦手だ、という人には文章理解対策講座もついている「フル」がおすすめになりますが、基本的にはライトで良いと考えます。
入門総合講義では、
①超おすすめポイント【択一式問題対策への問題解析講座】が受けられない。
②返金・お祝い金制度の対象外講座
の理由で「ライト」がおすすめ。
択一式問題対策への問題解析講座ってなに?
令和3年度から新たに加わった講座で、内容は民法のみ。
他資格から行政書士試験未出題の問題を80問ピックアップし、解説してくれる講座となります。
一番範囲が広いのに、過去問のストックが行政法の半分程度ですので、どうしても過去問だけの対策では穴が開きがちです。

さらに、令和に入り民法の出題傾向が露骨に変わってきてます。
初出題の論点や、行政書士試験ではマイナーと言われる低頻度論点からの出題も目立ち、
過去問だけでは厳しいといわれている理由の一つでもあります。
民法だけというのも効率的で、初学者でもなんとかカバーできる範囲。
過去問だけでは足りない、でもガッツリ他資格問題に取り組むほどの余裕は初学者にはありません。
その丁度良いバランスをとってくれるのがこの講座であるといえます。
- 入門総合講義/入門総合カリキュラム(ライト)
を公式サイトでチェック
前年の本試験で記述の結果で残念な結果になった方向けは、演習総合講義
中級者向けコースも同じく3つあります。
- 演習総合「フル」カリキュラム
- 演習総合「ライト」カリキュラム
- 演習総合講義
おすすめは③の演習総合講義です。

なぜ、既学者用は「フル」や「ライト」ではなく講義ピヨ?
過去問も並行してやってもらいたいからです。
他資格の問題や、講義を進めていく中で講座とは別に、再度過去問にも立ち戻ってほしいのです。
すると、今まで見えてこなかった過去問をより深く理解することができ、
「過去問学習ってこういうことだったのか!?」
という実感を感じていただきたい。
もちろん、「フル」でも「ライト」でもよいのですが、講義、他資格問題、過去問で正直お腹いっぱいになると思います。
手が回らなくて、中途半端になるくらいなら肝の講義・他資格セレクション・過去問というアウトプット中心で問題の海を泳ぐように解きまくりながら実力をつけていくのが良いと考えます。
ただし、演習総合講義は返金・お祝い金の対象外ですので、返金狙いの方は「ライト」か「フル」を受講する必要があります。
演習総合講義/演習総合カリキュラムを公式サイトでチェック。
上級者総合カリキュラムはおすすめしないのか?
令和3年度からスタートの上級カリキュラム、直前期講座詰め合わせパックという印象です。
どうせやるなら、演習総合カリキュラム+過去問でたっぷり問題に浸かった方が良いのではないでしょうか?
例外として、前年の本試験で170点台で惜敗し、心が折れて、夏くらいまで勉強から離れてしまった人であれば、有効な講座であると思います。
既学者でリスタートが遅れた、速修や攻略法型の講座では物足りないレベルの人に合う講座であると考えます。

このレベルの人であれば、独学で詰められると思います。
ですが、行政書士試験の怖さや不安を誰よりもわかっている方々でもあります。
精神安定剤とペースメーカーとして受講するのはありですね。
上級総合カリキュラム(フル・ライト) を公式サイトでチェック
2月末までの割引が強力
どの講座も2月末までの早期申込みで強力な割引が適応されます。
なんと9万円割引!
- 入門総合ライトカリキュラム
208.000円⇒118.000円 - 演習総合講義
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3月からはぼったくられる!?

2月までの割引が強力だということは、3月以降に申し込みとぼったくられるのではないピヨ?
なぜ、早期割引が強力なのか?
この理由は大きく3つあります。
- 受験生獲得戦争
- 来年度実績への投資
- 3月からは速修講座の販売が始まる
受験生獲得戦争
大手の予備校はどこも早期割引が強力です。
多少利益を削ってでも、強力な割引を打たなければ他の予備校に受験生を取られてしまうわけです。
割引合戦はある程度までなら適正な競争であり、受験生側からすれば喜ぶべきことです。
来年度実績への投資
早期に学習を開始する人のほうが有利になるのは当然で、2月以内に開始すれば合格率も上がってくるわけです。
行政書士に受からない決定的な理由でも述べましたが、ほとんどの人は勉強量が圧倒的に足りません。
早期にスタートした人の方が圧倒的に有利であり、彼らの合格が実績として各予備校に積み重なり信頼につながるわけです。
つまり、未来への投資。
以上2つの理由から強力な早期割引を打っているのだと考えます。

ぼったくられている、というより利益を削って実績になる可能性を買っているということピヨ。
3月から速修講座の販売が始まる
2月で早期割引が終了ですが、3月からは例年だと速修講座の販売が始まるはずです。
(現在2021年1月時点まだ発表ありません。)
割引が終わるのは、別の商品を押すためという理由でもあるのでしょうね。
ここはマーケティング戦略なのでそう思う程度です。
受講しないとむしろ損する。
- 合格率が異常だというレベルで高い、てか高すぎる。
- 講義時間は、予備校以上の業界最長
- 必要なことを、懇切丁寧に説明しているために長くなる。
- 試験範囲を絞る系の講座と勘違いされて比較され誤解を受けている。
- オンライン予備校として考えれば費用は最安レベル。
- 講義、テキストとも業界屈指のハイクオリティ。
- 合格者特典が理解不能なくらい豪華、全額返金制度または5万円の祝い金もある。
- よくわからん評判や口コミがあるけど、自分の目で見て体験して判断するのに、十分すぎる量の情報が公開されている。
- 受講するなら、入門ライトか総合演習講義がおすすめ
- 2月末までの割引が強力
今日が次の本試験の日まで、最も時間がある日です。
私は何度も行政書士試験を絶対評価の試験だとは思わないでほしいと言っています。
相対評価の側面が年々強くなってきています。
一日でも早くスタートした人の方が有利なのです。
豊村先生の講座で楽しく、面白い授業を受けられるあなたを羨ましいくおもいます。
(当時は一期生でアガルートの存在を知ったが直前期でした。)
中学高校時代を思い出してください、好きな科目、得意な科目は先生が面白かったり、興味を持つような授業だったでしょ?
合格後、開業するにしても、他資格を目指すにしても、法律を学ぶことが楽しい・面白いと思えたら今後の人生に大きなプラスになると思いませんか?