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行政書士試験は7月からでも合格を狙えるのか?

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行政書士を知る
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例年11月第2週の日曜日13時~16時に行政書士試験が行われます。

7月前半から始める場合、残りおよそ4か月ほど。

十分な期間とは言えませんが、あきらめる時間でもありません。

(平日3時間、休日6~8時間程度の月100時間程度を想定しています。)

誰でも合格を狙える時間であるとは言えませんが、合否を争うレベルには到達可能です。

その先は、運や素地、人生経験や勉強慣れ、そして環境などの影響をより強く受けます。

「できる」とは言えませんが、「ワンチャン」ある。

と言える期間です。

7月スタートの場合、考えておくべきことがあります。

本命を当年にするのか、来年にするのか。

いずれかで、対策は大きく変わってきます。

ただ、いずれの場合であっても当年の本試験は受験してください。

何度も言っていますが、「一発合格に価値はありません」

今の状況下でベストを尽くす、無理だとわかっていても挑戦してみることのほうがはるかに価値がある。

仮に残念な結果になっても、本気で挑めば得られる経験は受験料の1万円(2022年度より値上げされました・・・・・)よりずっと価値がある。

7月からの行政書士試験対策

①今年度本命の場合。
本命、資格スクエア
対抗、伊藤塾

②次年度本命の場合。
独学もあり
アガルート2023年入門総合カリキュラム(開講済み)

では詳しく解説していきます。

その前に、いつもの自己紹介から

岡島真はこんな人
  • 大学は経済学部出身で法律は行政書士試験で初めて。
  • 2017年:行政書士試験に独学で合格。
    ➡合格通知と得点表
  • 2018年:ライティング、マーケティング、コピー力など各種スキルアップのため当ブログを開始。
    ➡試行錯誤の末、行政書士試験関連以外の記事を全削除し現在へ至る。ブログタイトル「岡島家の四方山話」今はまったく「四方山(雑多な、色々な)」をしていないのは開設当初の名残。

今年度本命の場合

今年度本命の場合、余計なことをしている暇は一切ありません。

予備試験や司法書士に受かるか、ぎりぎりくらいの猛者ならば話は別ですが、宅建やFP2級レベルであれば苦戦すると考えてください。

当てられる時間は(入浴中なども)すべて勉強につぎ込んだとしても、当落線上を競えるか否かが限界だと思います。

そうは言いながらも、初学者でも(運の要素は絡んできますが)ワンチャンスは十分狙えます。

7月からでは講座受講は必須

現実的には講座受講は必須。

何度もお話ししていますが、効率を買うのが講座です。

時間が足りない以上、考えうる限り効率を突き詰める必要があります。

あまたの講座の中で、おすすめできるのは2つ

1,資格スクエア行政書士講座

2,伊藤塾行政書士 超スピードマスター講座

になります。

この2社は短期(3~4ヵ月)に特化したカリキュラムが用意されています。

  • 会社の実績的には伊藤塾
  • 講師の(短期の)実績的には資格スクエア

伊藤塾に関しては実績、知名度共に多く語る必要はないかと思います。

短期コースであっても一定の結果は見込めます。

その伊藤塾で前年まで短期コースの講師をしていた森先生が移籍したのが資格スクエア。

最小の努力で最高の結果をが資格スクエアの方針。

そこに短期で実績ある講師の加入。

既に開講されていますが、評判は良い感じです。

詳しくは

【ワイルドカード】転生した資格スクエア行政書士講座が要注目な理由
2022年夏、資格スクエア行政書士講座が転生。 資格スクエアは資格の種類に関わらず、「満点より合格点」をスローガンに効率...

価格設定も横並びに調整されていて、平林先生が出てきている点からもどちらも甲乙つけがたい。

伊藤塾申し込みの際はクーポンコード(公式サイトの下の方にあります)の入力を忘れないようにという点くらいでしょうか。

7月から始める場合予備校系の基幹講座では厳しい、攻略法系でも不安要素が

かなり遅い時期からのスタートになるため、フルパッケージの基幹講座、本講座と呼ばれる類のものではボリューム的に中途半端になってしまう恐れがあります。

また、内容を絞った攻略法系講座であっても、追い付かない可能性がありおすすめしにくいのが現状です。

7月スタートの場合、独学は論外

当然、独学は論外です。

よほど勉強慣れしている方は別ですが、ほとんどの方には無謀です。

稀に7月や8月から独学で合格したという方もいないわけではありませんが、例外中の例外です。

再現できると信じるなら止めません。

それも得難い経験です。

挑め!

勉強を始めてしばらくすると、受験の申込期限が来ます。

ちょうどそのころ、全体像が見えてきて、かなり無理な挑戦であることを実感してくるころだと思います。

ですが、申し込みましょう。

ちょうど全体像が見えてきた頃が、挫折する人が多くなる時期でもあります。

自分が登ろうと決めた山の具体的な高さが見えてきた頃です。

その時期に試験の申し込みというイベントがあるのは逆にラッキーです。

4ヵ月という期間は行政書士試験において、長い期間ではありません。

ですが、仕事をしながら勉強に打ち込むには短い期間でもありません。

辛く、険しい期間です。

だからこそ、結果に関わらずやりきっていただきたい。

その先に資格や受験料以上の価値があると思いませんか?

大人になって仕事と趣味以外にこれだけ打ち込めたものありましたか?

この資格に挑むと決めたのは、誰でもない、あなたなのです。

次年度が本命の場合

次年度を本命にする戦略もありです。

そして、この時期から来年度目標で勉強をしようと思ったことを素直に素晴らしいと思います。

思いついた時がはじめ時。

即行動に移せるのは素直にすごいことです。

多くの方は必要最低限で何とかしのげないか考えます。

十分な時間をフル活用して、勝つべくして勝つを目指していきましょう

この時期からの対策としては、

  1. 独学もあり
  2. アガルート入門総合講義/入門総合カリキュラム

の2択でよい。

講座の場合基本予備校系を選ぶことになりますが、アガルート以外は次年度対策講座の販売はまだです。

そして何より、アガルートは予備校系の中でも最もおすすめできる講座です。

次年度が本命なら独学もあり

基本、独学はあまりお勧めしてはいません。

この辺の理由は

行政書士に受からない決定的な理由は?
行政書士に受からない理由は多くの人にとってたった一つです。行政書士に受からないから脱却するために何をすべきで、その理由を丁寧に説明していきます。

ですが、来年度本命であれば独学もありです。

理由は簡単です。

  1. 本命の次年度本試験まで十分な時間がある
  2. 当年本試験を受験してから、変更が容易

当年本試験受験が目下の目標

次年度が目標であっても、当年の本試験を受験してください。

いろいろなことが体験としてわかります。

年に一度しかない公式戦です。

模試(練習試合)よりも何倍も得られるものがあります。

  • 民法・行政法の過去問
  • 憲法の過去問をそれなり
  • ちょっとだけ一般知識(文章と個人情報)

のバランス(8:1:1くらい)で学習を進めていけば、

それなりの点数(150~170点)を取ることはそれほど難しくない。

意外と思うかもしれませんが、3~4ヶ月である程度の点は取れます。

ですが、もう少し勉強が進めば点は落ちてきます。

点数の伸び方は波のようなグラフになる。

これは知識量が増えるにつれ、選択肢で迷いが生じるようになるからです。

そのように問題が作られています。

ここを打破するためには、それまで以上の労力が要求されます。

このいやらしさが行政書士試験の特徴なのです。

合格まで数問という次元であることには変わりないので、運で突破できる可能性もあるわけです。

「行政書士なんて3ヶ月で余裕」とかいう人は大方これです。

よほど頭のいい人や要領の良い人もいますが、、、

要注意なのが、この結果を受けて「もう少しだ」と思ってしまう。

複数年受験生あるあるです。

3~4ヵ月の短期であっても、150点を下回る場合、何かしらの問題を抱えている可能性があります。

本試験の振り返りと共に原因を探ってください。

そのうえで、独学を続けるのか、講座に移るのか、判断しても遅くはありません。

時間がありすぎることがデメリットにもなる

十分な時間がありますが、長すぎてモチベーションが維持できない。

中だるみから勉強をしくなり止めてしまう。

こられもよくある話です。

ですから、なるべく引きにくい環境を作ってしまうことが重要になります。

とはいえ、そうそう簡単に環境は変えられません。

最も簡単なのは、「止めたら死に金になる」というプレッシャーを自身に与えるためにも、講座の受講は効果的であることを付け加えておきます。

テキスト・問題集を開いて文字読みだして、で始める勉強より、ブラウザから講義動画開いて視覚と聴覚から始める勉強のほうが始めやすいのです。

その結果、日常化・習慣化につながってきます。

さらに、ほんの少しでも始めると作業興奮でわりと集中できたりします。

十分な時間があるため、独学でも合格できると思います。

もちろん、十分な勉強を、一定以上の効率で進めている場合です。

独学の場合、モチベーションの維持や撤退が容易な点など勉強以外の部分のほうがむしろ強敵です。

この強敵に打ち勝つ方法があれば問題はありません。

そうでないのであれば、身銭を削る選択肢を選んだほうが挫折の確率は下がります。

次年度本命で7月スタートの方におすすめの講座は、アガルート入門総合カリキュラム

前年の7月ですが、アガルートはすでに次年度対策講座の販売を始めています。

内容もよく、おすすめできる講座です。

詳しくは

【独学とは別世界】アガルート入門総合カリキュラムを使ってみて【かつての苦労は・・・・】
最近話題のアガルートってどうなの? どこがが、どう良いの? 独学とどう違うの? お金を払って受ける価値があるの? こうい...

特筆すべきは、次年度対策のテキストは前年の本試験前に手元にあるわけです。

このテキスト・講義で当年の本試験問題がどの程度カバーされているのか?

本試験終了後あたってみると、教材への信頼度が上がると思います。

この差はかなり大きい。

2021年試験に関して、2020年のテキストでカバー率の検証的なことをやりました。

【アガルート行政書士講座を独学合格者がガチ分析】テキスト編【カバー率90%超は真実か!?】
アガルートアカデミー公式サイトには令和2年行政書士試験、法令科目出題カバー率95.7% との記載があります(2020年8...

とはいえ、過去問自体に著作権がかかるため、問題自体を載せられないのです・・・・。

そのため、わかり難いかもしれません。

まとめ

7月から行政書士試験合格を目指す場合、

本命を当年にするのか、次年度にするのか決める。

☆当年目標の場合

独学・予備校系の本講座では厳しい
⇒短期に特化したコースが最もおすすめ
伊藤塾行政書士 超スピードマスター講座
資格スクエア森Tの4ヵ月合格講座

☆次年度目標の場合

  • 次年度が本命の場合でも、当年本試験は受験する方が良い。
  • 次年度目標なら独学もあり。
    ⇒独学でも戦えるだけの時間がある
    ⇒時間があることが逆にデメリットになる場合も多い
  • 講座のおすすめは、すでに次年度対策コースが開講されているアガルート
    入門総合講義/入門総合カリキュラム
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