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【2021行政書士おすすめ模試】独学者ほど予備校模試を受験すべき理由

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行政書士を知る
この記事は約9分で読めます。

7月に入ると、いよいよ本試験の日程が発表され、月末あたりから願書申し込みが例年始まります。

この時期になると、盛んに模試が開催され始めます。

模試について、「模試で点数よりも大切なこと」で、本試験のシュミレーションや疑似体験としての効果を主に解説してきました。

模試は可能な限り受験しよう
  • 模試は、本試験のシュミレーション・疑似体験になることのみならず、学習の効率化の意味でもできる限り受験をしたほうが良い。
  • 独学受験生は予備校模試を数社受験+市販模試。

今回は、私であれば今年はこうするという模擬試験おすすめプラン。

模試が学習面に与える影響について説明します。

結果は気にしなくてOkですが、本気で。

このご時世ですから、自宅受験が主流です。
自宅であっても、3時間きっちり計って挑んでください。

これからの学習効果に多くな違いがでます。

特に独学者は解説講義付の予備校模試を受験することを強くお勧めします。

  1. 2021,模擬試験おすすめプラン
  2. 解説講義で、問題のみならず間違った理解・曖昧な知識をあぶりだすきっかけになる。
    ➡総復習、記憶定着の絶好のチャンス。
  3. 模試はベースの学習をおろそかにしない範囲で

 

2021行政書士試験、模擬試験おすすめプラン

あくまで、私ならこうするという話であり、模試での学習面の効果のみを知りたい人は読み飛ばしてください。

✅8月上旬、アガルート行政書士模擬試験

✅8月中旬~9月末

または、LEC、全日本行政書士公開模試

✅10月上旬、伊藤塾行政書士 公開模擬試験

8月はアガルート模試

8月4日に教材発送が開始されるアガルート行政書士模擬試験

  • 時期が早い
  • 価格が安い
  • 解説講義が全模試の中で最長の5時間

と3拍子揃ったおすすめ模試。

時期的に実力が伸びだす前なので、多くの方は点数ボロボロになるはずです。

ですが、丁寧でわかりやすい解説で曖昧な部分を土台から見直すチャンス。

なるべく早い時期に、試験のシュミレーションができることにも大きな意味があります。

お盆休みに挑むこともできるので、多くの人にとって挑戦しやすい模試です。

お値段4.000円

回数は一回です。

8月中旬~9月末あたりで、出る順か全日本公開模試のLEC系

王道のLECですが、どの模試も解説講義が2.5時間とアガルートの半分程度。

悪くはないのですが、特別に押すポイントがあるとか言われたら・・・・・。

受験者数も2020年度は後述の伊藤塾のほうが多いです。

ただし、市販模試の中では出る順は解説も多い(講義付と比べてはいけない、市販本の中では多い)。

3回分でこのお値段(1.760円)はコスパ的には最強レベル。

  • 解説で、肢の「基礎」と書かれている部分はマスト。
  • 正答率50%を超えている問題をしっかりとれるか。

行政書士試験では私が受験した当時はLEC一択だったのですが、どうも令和に入ってからパッとしない印象です。

それでも、やはり老舗の強みはありますので、一考の価値ありです。

10月上旬、伊藤塾

10月上旬、伊藤塾行政書士 公開模擬試験

  • 受験人数
  • 難易度

ともに最大の伊藤塾。

9月28日教材発送、解説が10月10日とほぼ本試験一か月前の超直前期に開催。

お値段5.000円

今年の難易度はまだわかりませんが、例年激ムズの印象です。

とはいえ、4時間の解説講義でじっくり丁寧な解説で、何がわかっていれば解けたのか?どこに注意していればよかったのか?など最後の一か月何をすればよいのかを発見できるきっかけになると思います。

ラストスパートの起爆剤に。

模試は曖昧な知識、誤った理解をあぶりだすきっかけになる。

模試を受験することで、シュミレーションや疑似体験以外で、学習面の最大のメリットは自分の理解レベルを把握することができる点にあります。

模試では問題単体で、正解・不正解に大きな意味はありません。

ですが、なぜこの選択をしたのかという思考プロセスには大きな意味があります。

  1. 自信をもって正誤判断ついた肢
  2. ☆多分あってると思うけど自信がない肢
  3. ☆聞いたことあるけど、、、、よくわからない肢
  4. 全く見たことも聞いたこともない肢
  5. ☆問題自体が見たことも、聞いたこともない

とらえ方は様々あるでしょうが、大きくこの5つに分類できると思います。

重要なのは☆を付けた2と3、そして5になります。

え!問題自体見たことも聞いたこともないのに重要とか意味わからんピヨ。

模試を受けなきゃ始まらない、身体はヘロヘロ、点数ボロボロでもそれでよい。得られるものは山のようにある。

模試の時期だと、ド真剣に受験しても、バシッと自信をもって答えられた肢のほうが少なくて当然です。

ほとんどが、自身がない、見たことある程度だと思います。

さらに、「こんな問題知らねーよ」という問題も出てきます。

それでいいのです。

散々迷って、考えてへとへとになりながら3時間駆け抜けてください。

経験すればわかることは山ほどあります。

とにかく受けなければ何もわかりません。

落ち着いたら、解説を見る前にテキスト片手にリトライ

さて、採点したいところですが、ぐっと抑えてください。

問題冊子は持ち帰れると思いますので、手持ちのテキスト・過去問集を駆使してもう一度挑戦してみてください。

ここでは、六法は使いません。

この状態で、テキストや過去問を使いながら再度解くことによって、曖昧な部分のあぶりだしができます。

また、「あーそうだ、これだった!」という発見は通常時よりも強力に記憶に残りやすいのです。

つまり、絶好のチャンスです。

六法を使わないのは、条文関係は乗っていて当然だからです。

全部の問題を再挑戦する必要はありません。憲・民・行・個人情報・(商)をやりましょう。

商法・会社法は人によります。手が回ってないのであれば、無視でOKです。

ここ重要

順調に勉強が進んでいると、割とサクサク進むと思います。

調べてもわからないものは、スルーでOk。

逆に、テキストと過去問集を使った再挑戦がめちゃくちゃ時間がかかるようでしたら、圧倒的に勉強量が足りていません。

勉強量が足りてない現実を突きつけられショックを受けると思います。

ですが、それがわかるだけでも模試を受ける価値はあります。

いざ採点

予備校によっては、採点してくれるところも多いですが、基本は自己採点。

全国何位とか、合否判定いくつとか正直どうでもいいです。

問題が取れたかどうかに、さほど意味はありません。

ですが、「何がわかっていれば取れたのか?」はとても重要です。

そのために、テキストと過去問集を使って再挑戦しています。

解説を見ながら採点していくわけですが、ここで市販と解説講義付きの予備校模試との大きな違いが出てきます。

解説講義で知識土台の確認・思考法もしっかりとできる

解説講義付の模擬試験がなぜ良いのか?

といえば、

  • 知識の土台部分まで確認できる。
  • 考え方のイメージがつかめる。

ということです。

講座の受講生だと当たり前のように思っている部分が、独学者だと変に勘違いをしていたり、間違って覚えてしまっている部分がかなりあります。

わかったつもりで、実は無理やり暗記していただけ、なんてことも珍しくありません。

模試の解説講義は時期がら、基本的な部分に触れながらも、時期的には基本部分はさらりと流します。

わかっていて当然というスタンスが多いです。

でも、わからない部分があればチャンスです。

そこが復習のしどころです。

同じように勘違いをしている部分がないかを探しながら全体を見渡せると、いままで気が付いていない勘違いや、誤った理解が発見できます。

総復習のきっかけに解説付きの模試は最適なのです。

自信をもって正誤つけられた肢の根拠確認

選択肢の1~5の中で、これはOKだと自信をもって正誤判断ついた肢について、確認します。

ここはさらりとチェックでOKです。

ただし、間違っていた場合は大問題です。

自信をもって間違えたわけですから、何と勘違いをしていたのか?

なぜ、自信をもっていたのに間違えたのかをはっきりとさせましょう。

多分あっていると思うけど自信がない肢

「多分これ、自信ないけど」という肢が圧倒的に多いはずです。

というか、本試験ではほとんどこの自信ない状態になります。

ですが、「自信はないけどたぶんこれ」な肢は基本知識ではなかったか?

本来、自信をもって切れるなければいけない肢であったか否かの判断は重要です。

テキスト・過去問を使った再挑戦ではっきりした部分については、自信をもって選べる必要があると実感できるはずです。

見たことあるけど、よくわからない肢

この肢の扱いが難しいです。

受験中は見たこと、聞いたことあるけどよくわからないでいいのですが、

テキストを使った再挑戦でもよくわからない。

この場合はスルーでOKです。

テキスト見てもわからないものを今から追いかける時間的余裕はありません。

ですが、解説講義を聞いてみたら実はやっていたみたいなこともよくあります。

全く見たことがない肢

先程と近いのですが、見たことない肢でテキスト・過去問にもないものはスルーでOKです。

ざっくり確認して次行きましょう。

ただし、消去法でこの肢が正解肢になる問題であった場合、ほかの4肢は必須知識であったりします。

また、近年の判例で未出題で重要なものを予測として挙げてきている場合も多く、ざっくり確認しておいたほうがよいでしょう。

ただ、その程度でOKです。

深入りはしないように

問題自体が見たことも、聞いたこともない問題

基礎法学、一般知識で多いのですが、見たことも聞いたこともないような問題は、二つに分類されます。

  1. 完全な捨て問
  2. 思考力で解く問題

過去問をしっかり学習していれば、見たことない問題は、ほかの受験生も見たことない問題です。

正答率が高い場合、ランク付けが高い場合思考力の可能性が高く、どう考えればわかったのかは市販の解説ではわかりにくいと思います。

どう考えれば、正解にたどり着けるのかの思考の方向性がわかるだけでも、講義付模試を受験する価値は高いのです。

模試はベースの勉強邪魔にならない範囲で

ここまで模試を受験するメリットを上げてきましたが、あくまで学習ベースはテキストと問題集です。

模試の主要な目的は、本番のシュミレーションの役割が最も強いのです。

市販、予備校も含めれば何十回という受験が可能ですが、多すぎて基礎学習がおろそかになっては意味がありません。

その意味で、3か月半で5回のプランを提案しました。

一回、二回では時間配分や思考、嗅覚といった実践で身につく部分まで届かず、

回数が多すぎれば、知らない知識を追い続けることになってしまいます。

適当な回数は4~5回程度で十分で、この程度の回数こなすと3時間テストにも体が慣れてきます。

これ以上は余裕があればでよいのですが、ほとんどの方は余裕ないと思います。

模試は重要ですが、あくまで模擬であることは忘れてはいけません。

受けないのはデメリットが多いですが、受けすぎるものも問題です。

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