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行政書士落ちた。リベンジどうする!?【2025年対応】

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独学
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行政書士試験に落ちてしまった。

長い時間をかけて、頑張ってきたのに結果が報われない。

自分を否定されたような感じを受けることもあるでしょう。

努力しても報われないと、否定的な気持ちになることもあるかもしれません。

断言します。
働きながら勉強を長期間続けることは、誰でもできることではありません。

数日、1か月程度であれば多くの人はできるでしょう。
3か月、半年、1年と勉強を継続できる人は稀です。


リベンジを目指すにしろ、撤退するにしろ、得たものは(今は目に見えなくとも)必ずあります。

先にポイントをまとめておきます。

  • 行政書士は落ちるのが当たり前の、2~3回の挑戦など珍しくない世界。
  • リベンジ or 撤退を決めるのは自身の主観、気持ちで。
  • 実戦経験があることは、圧倒的有利。
  • 合格者平均点が目標。
  • 生存バイアスに踊らされるな。独学は情報精査能力が重要。

行政書士は落ちるのが当たり前、2~3回など珍しくもない世界

行政書士試験の合格率は10%を少し超える程度です。

100人受けて90人近くが落ちる世界です。

ただし、これは法学ガチ勢(法科大学院生・予備試験生)や予備校利用者を含んだ数値。

【短期・独学・出るところだけで】どうにかなる世界でないことは、実感できたのではないでしょうか?

実感を得られるのは、受けたからこそ・戦ったからこそ。

受験回数2~3回など珍しくもない、そういう世界。

リベンジするか撤退するかは自分の気持ち次第。

もう一度挑戦するのか、撤退するのか迷っているのであれば、自分自身とよく話し合ってください。

絶対にこの資格が必要な人は、迷わない。

選択の余地がないからです。

あまり良い言い方ではないですが、迷っているのであればそれは大きく見れば「やりたいこと」に分類できるはずです。

やりたいことをやるのに客観性とか必要ですか?

ご自身の気持ち・主観でよいのはずです。

もちろん、リスクとの兼ね合いは必要です。

再び長い時間勉強に費やすわけですから、誰でも・どんな状況でもできることではありません。

ご家族の理解や協力も欠かせません。

いずれにしても、やると決めるのはご自身です。

そして、やらないと決めるのもご自身です。

どちらを選んだとしても、得るものはあったはずです。

結果こそ残念であったものの、挑戦できるだけで凄いことです。

挑戦したことは事実。

多くの人は動くことができません。

動いたとしても、本試験まで辿り着ける人は決して多くはありません。

実戦経験があるのは、圧倒的に有利。

初めての方と違い、実戦経験があるのは大きなアドバンテージ。

反省材料があり「なにが必要で、何が足りないか」を分析することができればさらに有利に働きます。

だからと言って、再受験をした方が良いとは言いません。

「地獄の直前期をもう一度」とは言えません。

撤退、損切りをするのもありです。

もう一年頑張ったとしても、結果が出る保証はありません。

それでも、チャレンジしたいという方は続きをどうぞ。

単に、「勉強時間が足りなかった」とか「演習量が足りなかった」とかいう話では足りません。

  • 使用していた教材でどの程度取れたのか?
  • 取れた問題は、確信をもって選べたのか?確信を持つためには何が必要か?
  • 落とした問題は、捨ててよい問題だったのか?取れなければいけない問題だったのか?
  • 過去問の答えを〇×で覚えていなかったか?理由までわかるか?
  • 判例の結論だけを暗記していなかったか?判旨の概要までチェックできていたか?

など、できるだけ細かく原因を探してみましょう。

リベンジはここからです。

細かく分析できればできるほど、対策も立てやすいのです。

分析の結果はどちらかになるはずです。

  • 原因・対策が具体的にわかる。
  • 「勉強量が足りなった」など抽象的な原因しか出てこない。

原因・対策が細かく具体的

どの分野をどの程度しっかり学べばよいか?

そのためにはどうすればよいのか?

現実的に可能な手法で対策が立てられるのであれば、あとはやるだけです。

このレベルの方であれば、次はどこが出そうか?どの程度まで理解できれば良いかもつかめているはずです。

反面、やるべきことの多さが実感としてわかるため、不安が強いかと思います。

注意すべきは、原因と対策に他資格問題が必要だとか、学者本が必要という結論に至った方がもしいれば、かなり危険な兆候です。

他資格問題は劇薬です。専門家の処方するもの以外おすすめすることはできません。

「勉強量が足りない」・「過去問の回転が少ない」など抽象的な原因しか出てこない。

問題はこちらの方です。

申し上げにくいのですが、圧倒的に学習量と効率が足りません。

大幅な修正が必要です。

可能であれば、予備校の初学者クラスを利用することも検討してください。

経験者クラスではありません。

ゼロからではありませんが、最初からやり直すつもりくらいの修正が必要です。

目標は合格者平均点

リトライ組の目標は、合格点ぎりぎりではありません。

合格点ぎりぎりを目標にした方が良いのは、半年未満の期間で初めて挑戦する場合です。

初受験であっても、半年以上の期間をかける場合、合格点と合格者平均点の間を狙った方が、ぎりぎりに滑り込みやすい。

同じように、リトライの方の目標は合格者平均点(200点)が最も現実的で、効果的です。

合格者平均点を目標に悪くてもぎりぎりで滑り込むのが理想的。

良い場合は、択一で合格点。

ただし、最初から高得点を狙うべきではなく、

  • 合格点ぎりぎり(180点)
  • ぎりぎりと合格者平均点の間(190点)
  • 合格者平均点(200点)

と少しずつ広げていく。

ステップごとの幅は択一たったの2~3問ではありますが、かなり学習範囲が広がることがわかると思います。

生存バイアスに踊らされるな。独学は情報選択能力の時点で勝負が決まる。

  • 2~3ヶ月の超短期で合格した。
  • 少ない勉強時間で合格した。
  • 出るところだけちゃんとやれば受かります。
  • 独学で十分受かる

どれも嘘ではないでしょう。

ただ、あなたにできましたか?

魔法のような方法があるわけではありません。

1000人に1人や2人しかできないことを、あなたにできますか?

出るところがわかれば、みんな受かっているはずです。

落ちた90%の方々は出るとわかって勉強しなかった人ですか???違いますよね。

独学で余裕なら、予備校は潰れています。

キラキラした偉業より、勝つべくして勝つための努力を。

生存バイアスに踊らされては、年数沼の入り口に他なりません。

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