【基本NG 】他資格問題集は必要なのか?【例外あり】

独学
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特に本試験の受験経験があり、悔しい思いをしたことがある方であれば強く思うことがあるでしょう。

【過去問とテキストだけで合格は無理だ、だから他資格の問題を解くべきなのだ。】

気持ちは痛いほどよくわかります。

ですが、他資格の問題は劇薬です。

必要な人には大きな効果を発揮しますが、使い方を間違えると自滅します。

 

行政書士試験に他資格問題は必要なのか?
 
  • 基本NG-初受験生・初学者・独学者-
    ①本末転倒になりやすい
    ②法律の深さが違う
    ③行政書士試験の出題は変化球が多い
  • 例外的に有益な場合-特定の条件下では強力-
    ①プロが処方
    ②過去問やりつくした後で苦手の補強

【特に独学者は危険】基本的に他資格問題がNGな理由

他資格の問題は劇薬です。

うまく使えば抜群の効果を発揮するでしょう。

薬はプロが処方するものであり、素人の判断で服薬すればろくな結果にならなと言えばイメージつかめるかと思います。

 

受験のプロは(講師とか)いるピヨが、プロの受験生は存在しないピヨ。

  1. 本末転倒になりやすい
  2. 同じ法律でも深さが違う
  3. 行政書士試験は変化球だらけ

 

 

他資格問題を使用する危険性①-本末転倒になりやすい-

一番怖いことは、他資格の問題に時間をかけすぎて、十分に過去問に取り組めないこと。

このパターンで自爆している人はあなたが思っている以上に多いのです。

 

そもそも、過去問やテキスト習得するのにもめちゃくちゃ時間がかかります。

 

 

特に初受験生が他資格問題に取り組むのはリスクしかありません。

他資格問題で強力な成果を上げている人は確かにいます。

ですが、その思考は危険なのです。

見る角度を変えてみましょう。

 

他の分野で修練をして華々しい成果を上げている人も世の中にはいる。だけど、本質が違う。

身近な例でいえば、

スポーツ選手で他種目の練習をして爆発的な成果を出したという話を聞いたことありますよね?

プロ野球界のレジェンド王貞治氏がスイングの練習として日本刀で紙を切る練習をしていたことは有名です。

他にも有名なエピソードがいくつもあるのでしょうが、ことの本質は

 

  1. 前提条件として自身の競技の練習はさんざんやり倒してる。
  2. 苦手の打開策または、伸び悩みを打破するきっかけとして他種目の練習をしていた。

 

野球選手が野球の練習をするのは当たり前の話。

表に出ない当たり前をやらずに特殊な特訓をするのは危険なのです。

 

行政書士試験に当てはめると
  1. 自身の競技の練習が過去問。
  2. 特殊な訓練が他資格問題

 

 

特殊な訓練はコーチやトレーナーなどその道のプロの指導の下で行われている点を見過ごしてはいけません。

決して選手の独断で行われているわけではないのです。

 

 

他資格問題を使用する危険性②-同じ法律でも深さが違う-

民法や憲法と聞くとどの資格でも似たような内容を取り扱っていると思ってしまいます。

ある意味間違いではないのですが、憲法にしても他の法律にしてもものすごく奥が深い世界なのです。

資格試験により問われる深さが全然違うのです。

下手に他資格の問題に走ると、深すぎて泥沼にはまったり、関連性の低い分野を必死で勉強することになったり、迷走する可能性が高くなってきます。

つまり、とても非効率である。

他資格問題を使用する危険性③-行政書士の出題は変化球が多い-

行政書士の出題傾向として変化球が多いのです。

出題は判例と条文なのですが、見事にこねくり回してきます。

出題パターン
  • 何かを足してくる
  • 何かを引いてくる
  • 類似のものを混ぜてくる
  • 違うものを混ぜて、さも実在するようなキメラを作ってくる

変化球を通り越して魔球のような問題を出してくることすらあるのです。

独特の問われ方になれることが合格への重要な要素になります。

他資格の問題ができるようになったからと言って、行政書士試験の問題ができるようになるかと言えばそうではありません。

もっとも、よりハイレベルな学習を積み重ねてきた人にとっては、打ちやすい変化球だということも事実です。

他資格問題集が効果的なケース

 

 

 

 

私が、他資格問題の使用に全面的に反対かと言えばそうではありません。 

特定の条件下では、他資格問題は高い効果を発揮します。

  1. 講座の教材で使用されている場合
  2. 過去問やりつくして苦手分野を克服したい場合

講座の教材で使用されている場合

 

再受験生向けです。初学者の方でここまで手が回る人はほぼいないと思います。

 

 

講座の教材として他資格問題が使用されている場合は非常に有効です。

他資格教材は劇薬だといいました。

なのでプロの処方を受けたものであれば適切に効果を得られるのです。

 

  1. 過去問で問われている内容を別の角度から問われている。
  2. 法学の世界では基本であるがまだ未出題の論点。

 

特に①がとても効果的であると考えます。

非常にうまく表現されているツイートを見かけましたので引用させていただきます。

 

過去問学習で限界を感じているのであれば、私もアガルートの演習総合カリキュラム をおすすめします。

過去問をやりつくしてから苦手分野克服のための使用

出題頻度はまれであってもすでに出題済みの論点に関してはある程度まで理解をしておく必要があります。

民法で例えると、(初学者の方は読み飛ばしてください)

  • 根抵当
  • 所有留保
  • 集合物動産
  • 譲渡担保

など出題頻度は極めて低い、または過去一度しか出題されていない。

ですが出題済みである以上概要レベルでの理解は必須になります。

過去問を見ても問題は一問しかなかったり、テキストに解説がないものもあります。

その時に輝くのが他資格の教材です。

基本的には、出題頻度が低いため力を入れえるべきところではありません。

過去問をやりつくし、不安を払しょくするために軽く触れておくにとどめるべきものです。

絶対に深入りしてはいけません。

ただし、まったくわからないではリスクがあるので、その限りにおいて他資格問題が有益になります。

過去問学習で限界を感じているのであれば

他資格問題に取り組んでみたいと思うのは、過去問学習に限界を感じているからであると思います。

 

過去問はしっかり学んだつもりでしたが、全然点が取れませんでした。

もう、どうしてよいかわかりません。

 

 

 

初受験生や初学者の方に他資格問題は全くおすすめできません。

ですが、すでに過去問に取り組んできた再受験生であれば、一定の条件下で他資格問題は効果的であると考えます。

他資格問題は劇薬です。

 

具合が悪ければ「病院に行きなさい」と同じで、
他資格問題を使いたいのであれば「プロの処方を受けなさい」。

 

 

私のおすすめはアガルートの演習総合カリキュラム です。

演習総合で使用される問題集は他資格セレクションです。

膨大な量の問題演習が待っていますよ。

ボリュームがイメージできそうなツイートがありましたので引用させていただきます。

  1. 他の予備校や講座でもOK。他資格問題を使うのであればプロの処方を受けた方が良い。

  2. 過去問で限界を感じている人に「過去問やれ」とはいいにくい。

  3. 他資格を通して過去問をさらに理解でき、+αを得られるのであればよいと思いませんか?

他資格問題を使いたければ講座を受けろという結論が乱暴なことは承知しています。

ですが、初学者や独学者において他資格問題が迷走のきっかけになっている場合も非常に多いのです。

私はそれを劇薬と表現しました。

適切な用法容量は素人には判断が難しく、副作用もあるのです。

 

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