行政書士に合格するため必要な勉強時間はどれくらなのか?
答えを先にいいます。
そんなに必要なのか?600時間って情報が一番多かったぞ。こいつ怪しいな。
情報を出す側の視点で考えらた、勉強時間を少なく見積もるメリットがあるのです。
逆に勉強時間を多く見積もるメリットはないのです。
その理由も含めて解説していきます。
本当に1000時間も勉強時間が必要なのか?
600時間くらいで合格できるとよく見かけますが、本当に1000時間も勉強しなくてはいけないのですか!?
嘘だと思うなら信じる必要はないよ。事実大半の人は1000時間と言っても信じないよね。
これめっちゃ大事なところです。
常識的には600時間
行政書士合格のために必要な勉強時間は600時間であると一般的には言われております。
では、質問があります。
YESと答えたのが900人、NOと答えたのが100人だとすると、
一般的なのはどちらですか?
それは当然YESですよ。
当然ですね。一般的、常識的とは多数派を示すのです。
非常識でないと合格できない。
当然のことですが、9:1では当然9が多数派であり、常識的なのは9です。
では、行政書士の合格率の平均はどのくらいですか?
年度により振れ幅はありますが、大体10%程度です。
つまり
- 不合格・9割
- 合格・1割
ということです。
あ!
常識的なこと、一般的なことをしていたら9割の方に入るわけですね。
これだけ情報の発達してる世の中です。
多くの受験生は一般的に目安と言われている勉強時間、600時間程度は勉強して受験しています。
90%が不合格になる試験で、多くの人がやっている一般的な勉強時間で十分に合格を狙えると思います?
世の中には100時間や200時間程度の勉強で合格する人もいる。
実際にいるんですよこういう人たち。
「勉強している?」と聞くと、
「全然勉強してないよ」
という、誰も信じない答えをする人です。
文武両道でめっちゃモテモテのさわやかイケメンに多いイメージです。
中学や高校の頃こういう人いませんでしたか?
では、彼らは陰で勉強をしていたのか?と言えば、NOです。
同じ勉強時間か、人より少ない勉強時間で人より成果を出す人は確実に存在します。
200時間程度の勉強時間では今の私が再度受験しても合格できる気がしません。
上位資格の学習を積んできている人たちなら
司法試験や司法書士試験に惜敗する人や、合格者であれば、一般知識と行政法の対策をちょこっとすれば十分対応できると思います。
トップランナーの真似をできますか?
100時間や200時間で合格できたという話は、上位資格経験者を除けば、超短時間合格になります。
時間を競うものではありませんが、受験生から見ると憧れの結果ですよね。
少し話がずれますが、収入面で行政書士のトップランナーは軽く億稼ぐそうです。
でも、
行政書士として開業したら私も億稼げる。
とか、誰も思わないわけです。
事実なのに。
では、受験界のトップランナーの話は真似しますか?
100時間合格も恐らく事実ですよ。
勝敗は戦う前から決まっている。
孫子の兵法って聞いたことありますか?
その中で、勝敗はどれだけ十分な準備をしたかで戦う前から決まっている、と言います。
今の時代、情報を得るのは簡単です。
ですが、その情報の取捨選択である程度勝負はすでに決まっているといっていい。
勉強時間だけで合格が決まるわけではないけど
1000時間必要なのは独学だから
実際に勉強してみて最も時間がかかるのは基礎を固めるまでです。
6割の時間は基礎固めに消費されます。
本当の勝負はそこからなのですが、独学での合格率が極めて低いのは、ようやく基礎固めが終わった・基礎すら固まってない段階で本試験を迎えているからです。
基礎固めの時間は短縮できる。
簡単です。教えてもらえばよいのです。
基礎を固められたら、そこからは予備校であろうと、通信であろうと、独学であろうとやるべきことに変わりはありません。ひたすら演習を繰り返すだけです。
予備校や通信教育は基礎固めの時間を短縮するために使うのです。
学習時間は勝つためではなく、負けないために設定しよう。
行政書士とか簡単、簡単。200時間も勉強したら十分よ
とか、言ってみたいですね。