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【独学とは別世界】アガルート入門総合カリキュラムを使ってみて【かつての苦労は・・・・】

※広告を含みます
通信講座
この記事は約25分で読めます。

最近話題のアガルートってどうなの?

どこがが、どう良いの?

独学とどう違うの?

お金を払って受ける価値があるの?

こういった疑問を感じたことありませんか?

アガルートアカデミー行政書士入門総合講義2021年目標フルカリキュラムの感想と、具体的に何が良くて、どこがいまいちなのかを丁寧に解説していきます。

まず、総合的な感想を端的に言いますと、

異常に高い合格率も納得できる内容であり、独学とは別の世界。

入門総合カリキュラムを使ってみて

✅独学合格者が入門総合カリキュラムを使ってみた感想

  1. 独学とは全く別の世界。
  2. 表記は「入門」であるが再受験生にもおすすめできる内容。
  3. ボリュームに圧倒されるが、思った以上にサクサク進む。
  4. 間違って覚えていたところ多数発見(恥)。

✅入門総合カリキュラムの概要

✅4大おすすめポイント

  1. 嘘だと言いたくなるほど高い合格率
  2. あなたの努力にちゃんと答えてくれるテキスト
  3. 一番の魅力は圧倒的講義力
  4. 高い!?それ勘違いです。実はとても安価

✅評判・口コミはどう?

✅こんな人には向きません。

✅で、結局入門総合カリキュラムは良いの?悪いの?

こんな人が書いています。

岡島真はこんな人
  • 経済学部出身で法律は行政書士試験で初めて。
    ➡教員免許取得にあたり、憲法が必須だったような気がするが、ほぼ出席することなく単位をとってしまう。
    ➡教員免許は使うことなく未更新で絶賛放置中
  • 2017年:行政書士試験に独学で合格。
    ➡合格通知と得点表
  • 2018年:ライティング、マーケティング、コピー力など各種スキルアップのため当ブログを開始。
    ➡試行錯誤の末、行政書士試験関連以外の記事を全削除し現在へ至る。
  • 2021年:おすすめするからには自分でも使ってみたいと、アガルート行政書士講座入門総合カリキュラムを受講させていただいています。
    ➡最初から強めの装備を持っているRPGみたい。
    「ヒノキの棒」振り回して、レベル上げしていた独学出身の立場で見れば、違うゲームをしている感覚。

どんな講座なのか早く知りたい方は公式サイト(入門総合カリキュラム)を確認してから読んでください。

独学合格者がアガルート入門総合カリキュラムを使ってみた感想

  1. 独学とは全く別の世界。
  2. ボリュームに圧倒されるが、思った以上にサクサク進む。
  3. 勘違いや間違って覚えていたところ多数。

独学とは別の世界がそこにはあった

行政書士試験を独学で乗り越えた身としては、アガルートをはじめとする予備校・通信講座は自分で情報収集や計画を立てたりする必要がないだけの補助的なものであると考えていました。

ぶっちゃけると、どうせやること同じなのだから、高い金かけるのはあほらしい、

とすら思っていた節があります。

最終的な目標は、独学でも、予備校でも変わりません。

本試験で合格点を取れる実力を得ることです。

しかし、経験してみてわかったことは、学習プロセスがまるで違います。

  1. 暗記➡理解➡定着・・・・独学
  2. 理解➡暗記➡定着・・・・予備校

理解と暗記が逆になっています。

(特に入門総合カリキュラム豊村クラスは理解に強みを感じました。詳しくは後程)

言葉でいうとこれだけの差ですが、学習効率は段違い。

具体的な例のほうが実感できると思います。

ちょっと長いですが、お付き合いください。

暗記してから理解するか、理解してから暗記するか

例えば、9桁の数字が2つあります。

どちらが覚えやすいですか?

① 987314141
② 224236248

どっちも覚えにくいピヨ。

では②のほうを区切って224・236・248 

さらに 2×2=4 2×3=6 2×4=8 を並べたもの、といえばどうでしょうか?

格段に覚えるのが楽になりますよね?

これは、数字の羅列が法則・経験に関連づけできるからです。

法律でも同じ

でも、法律って難しいピヨ。

さっきの数字みたいに簡単に覚えることってできるピヨ?

では、簡単な例をあげてみます。

物権的妨害排除請求権とは

所有権が占有以外の方法によって違法に侵害されている場合、その排除を請求する権利。

これが、先程の例で言えば数字の羅列。

ここからが関連付けになります。


お隣さんの土地に生えていた木が、自分の土地に倒れてきた。

この場合、お隣さんに「あなたの土地に生えていた木が私の土地に倒れています。どかしてください」と言えますか?言えませんか?

と聞かれたら、当然、言えますよね。

では、全然関係のない人が、「あなたの土地の木がAさんの土地に倒れています。どかしてください」と請求できます?

忠告ならともかく、「どかさなければ訴えます」とはなりませんよね。

何らかの権原がないと「どかせ」とは言えません。

その権原が所有権

つまり、所有権に基づきどかしてくださいと言える権利ということになります。


実際に自分の敷地に木が倒れてきた経験がなくとも、場面が簡単に思い浮かびますよね?

え?これだけのこと?

と思った方もいるかもしれませんが、(行政書士試験対策上は)これだけのことです。

試験対策として「所有権が占有以外の方法により違法に・・・・・」

と丸暗記する必要はありません。

意味が分かっていれば十分な箇所です。
(あくまでこの例では言葉の意味が分かっていれば十分であって、条文や判例の文言を覚える必要があるものも多数あります。)

意味が分かっていないと問題文を読むだけでもつらいのが現実です。

単体ではそこまで圧倒的な差を感じにくいかもしれません。

ですが、試験範囲は膨大です。

個別では小さな差であっても、全体でみると圧倒的な差がつくわけです。

もちろん、丸暗記のほうが楽な部分もあります。

理解するためのロジックが行政書士のレベルを超えるものについては、「ここは結論だけ覚えておいてください」と暗記で乗り切るよう指示が出ます。

理解重視の講座ですが、暗記とのバランスも考えられています。

ちなみに先程の数字の羅列ですが、

確かに②だけ説明しやすいために都合よく作った数字です。

ですが、①のほうも意味があるのですよ。

987・・・・降順
314・・・・円周率
141・・・・√2

理解ができれば、難しくありませんよね。

それは、行政書士試験の内容も同じです。

「入門」だけど、初めて勉強する人はもちろん、再受験生や法学部・宅建経験者にもおすすめの内容

入門総合カリキュラムですから、初めて法律を勉強する初心者を対象にした講座であると思う人もいるかもしれません。

間違ってはいません。

初心者でも理解しながら学んでいける講座です。

ですが、行政書士試験に合格するために必要な力を十分以上に得ることができる内容です。

ここにギャップがあるのではないかと、感じるのも無理はありません。

受講してみてわかったことですが、

あほみたいにわかりやすいので、基礎だけを学んでいるような錯覚を覚えますが、実はかなり深い内容にも及んでいます。

次でお話ししますが、理解のしやすさ、覚えやすさ、思考力を鍛えるために必要であるから行政書士試験レベルを超えた内容も少しあります。

このため、入門という名前ですが、

  • 法律の勉強をしたことない人はもちろん、
  • 宅建合格して次は行政書士を取ろうと考えている人や
  • 法学部出身だけど、卒業して年月が経っている人や
  • 再受験生だが、本試験で150点未満の人
  • 再受験で、本試験の法令科目が50%未満の人

こういった方向けの講座内容です。

ボリュームに圧倒されるが、思った以上にサクサク進む

教材が届いたときに、そのボリュームに圧倒されました。

憲法のテキストを開き、パラパラ見ていると判例の事例、判旨、結論が事細かに書かれています。

「ここまで細かくやらんでも・・・・」と最初は感じました。

しかし、使っていくとあることに気が付きました。


ちょうどこの記事を書いている日の夜です。

岡島家では、息子が寝る前にお話を読み聞かせるのが日課になっています。

その日はシートン動物記の「狼王ロボ」の話でした。

タイトルを見ただけで、話しの結末が脳裏をめぐります。

とても、切ない話です。

読んでいるうちに、30年近く前に一度読んだだけの話がよみがえってきます。


ふと疑問に思いました。

なぜ、大昔に読んだ話を未だにある程度覚えているのか?

それは「物語」だからです。

「桃太郎」や「浦島太郎」のストーリー思い出せない人はいますか?

最近読みましたか?

なぜ覚えているのでしょうか?

物語だからです。

豊村講師は判例や制度趣旨を、何が起こって、何が問題で、どうなったのか、解説してくれます。

「(前提略)さてみなさん、ここで終われば無事に取引は終了です。

でもね、最高裁まで行っているんですよ。トラブったわけです。

何かが起こります。

そう、ここでAが破産します。」

続きが気になりませんか?

別の記事でも話していますが、私は受験時代に豊村講師の公開動画で見た憲法判例の話をいまでも覚えています。

なぜかと言えば、結論だけでは知りえない、後日談まで語られていたからです。

知っていても、1点にもならない後日談が語られていたため、数年たっても記憶に残っているのです。

確かに一見、教材のボリュームや講義時間の長さに圧倒されます。

ですが、無駄に長いわけではありません。

先程、物権的妨害排除請求権の話をしました。

定義だけなら一行で終わる話です。

詳しく話すと文字数はとても多くなります。

同じことです。

わかったかような気がするだけの、ピンとこない一行をなんとなくで覚えるより、

時間も文字数をかけて理解できるほうが実は短時間で進みます。

だって、皆さん桃太郎のストーリー出てきますよね?

結論知っていますよね?

最初は教材のボリュームに圧倒されます。

ですが、始めてみると想像しているよりサクサク進みます。

何より理解ができる。

勘違いや、間違って覚えていたところを多数発見・・・・・

恥ずかしい話ですが、間違った理解をしていたところを多数見つけました。

運よく間違った理解をしていたところは出題されなかったので、合格していますが、、、、、。

例えば、憲法でパチンコ球遊機事件、という有名な判例があります。

この判例の講義冒頭で、豊村講師は

「これね、ちょっと気を付けてほしいことがあって、法律の根拠がないのに通達により課税OKか?
という話ではないので気を付けてください。最初ちょっと間違いがちなので」

と注意を促しています。

はい、思いっきり間違って覚えていました。

当時のテキストを引っ張り出すと、

通達による課税は、租税法律主義に反しないのかが問題になった事件。

と書いています。

もちろん、しっかり見直すと正しく書いてあるのですが・・・・・・(恥)

これ以外にも、間違った理解をしていたところを多数発見することができました。

アガルート行政書士講座入門総合カリキュラムの概要

入門総合カリキュラムは初学者が一年で行政書士試験合格を目指すためのカリキュラムです。

テキスト・講義・問題集とすべてがそろっています。(六法だけは各自購入)

入門コースには

  1. 入門総合講義
  2. 入門総合【ライト】カリキュラム
  3. 入門総合【フル】カリキュラム

の3つがあり、いずれにコースも担当講師を選択しての申し込みになります。

申し込み後は担当の変更はできません。

私が使用しているのは、フルカリキュラム豊村クラスです。

 

各コースの違いは以下の表で

 入門総合講義入門総合
ライトカリキュラム

総講義時間約266時間
入門総合
フルカリキュラム

総講義時間約340時間

入門総合講義
約164~188時間

短答過去問解説講座
約62時間 
×
記述過去問解説講座
約11.5時間 
×
『択一式対策完成への問題』
解説講座(民法)
約12時間 
×
模擬試験
約5.5時間 
×
逐条ローラーインプット講座
約70時間 
××
文章理解対策講座
約4.5時間
××

内容を順に

入門総合講義

入門総合講義はメインのインプット講義。

これを受けるための受講するといってもよいレベル。

コース:入門総合講義・入門総合ライトカリキュラム・フルカリキュラム。
担当講師:豊村講師 or 相賀講師
講義時間:約164~188時間
テキスト:5冊
 

最初は講義時間が約164~188時間と長すぎると思いましたが、実際に受けてみるとサクサク進みます。

なぜか?

わかるからです。これでもかというくらい、かみ砕いて丁寧に解説してくれます。

多分高校生でも十分わかる。

講義が長い理由は、むやみやたらと情報を詰め込んでいるから長いのではなく、解説がとことん丁寧だから長くなってしまっています。

講義は1.5倍速以上で受講することをおすすめします。最初はしんどいですが、タイムパフォーマンスが格段に上昇します。

慣れてくると等速には戻れません。

私は車の中で聞くときは1.75倍。PCで見るときは2.5倍速です。

ガイダンス動画で、概要と講師の雰囲気つかんでください。

相賀講師のガイダンスも

比べてみたら、同じ内容でも全然印象が違います。

短答過去問解説講座

過去10年分の過去問題集とその解説講義です。

コース:入門総合ライト・フルカリキュラム。
担当講師:林講師
講義時間:約62時間 
問題集:6冊(受講開始時期によっては5冊、のちに一冊別送)
 
特筆すべきは、全問全肢について解説がある点です。
基礎中の基礎の肢はさらりと流しています。
反面、必要な個所は非常に詳しく解説がされています。
 
 
問題の掲載順は、テーマ順です。
 
 
メインの学習としては、テーマ別のほうが優れており、
実力テスト、模試のような使い方には年度別が優れています。
細かい点ですが、
見開きで、左側に前の問題の解説、右側に問題。
独学の友、肢別過去問は左に問題、右に解説。
 
どちらが良いかは、完全に好みの問題。
個人的にはひと手間かかる方が脳に負荷をかけられるので、答えが見えないほうが好き。

注)

  • 短答過去問解析講座には文章理解の問題は入っておりません。
    文章理解の問題は一般知識のテキストに一定数含まれています。
    また、フルカリキュラムでは文章理解に特化した講座に問題が掲載されています。
  • 残念な点はインプット講義・テキストへのリンクが手作業。

    テキストへのリンクがない点は不便ですが、メリットもあります。
    「答えがここに書いてある」とわかるのと、
    自分で該当箇所を見つけるのでは、脳への刺激が異なります。
    とはいえ、インプット講義は探す手がかりが少なく、その点は残念です。

記述過去問解説講座

過去10年分の記述過去問題集とその解説講義です。

コース:入門総合ライト・フルカリキュラム。
担当講師:林講師
講義時間:約11.5時間 
テキスト:1冊
行政書士試験は180点で合格の試験です。
その中で60点と、とても配点が大きい記述。
 
記述は暗記だけでは通用しない科目です。
なにを聞かれているのか、どうやって知識を引っ張り出すのかが重要になってきます。
 
問題へのアプローチ、知識の検索法、どう書いていけばよいのか回答解説のみならず、ノウハウもしっかり伝えてくれます。
 
 
ガイダンスの後半で、
「記述の勉強を進めていけばいくほど、理解がいかに大切かわかってくる。
わかってくると、勉強の質がすごく深くなる。」
とおっしゃっています。
 
知識は「知っている」と、「使える」は別次元の話です。
記述の学習が択一の学習レベルも向上させる。
 
よく言われる表現ですが、点と点がつながり線になる感じですね。

『択一式対策完成への問題』解説講座(民法)

他資格から厳選した問題集と解説講義

コース:入門総合ライト・フルカリキュラム。
担当講師:豊村講師
講義時間:約12時間 
テキスト:1冊
択一完成への問題は民法のみがセットされています。
他の科目はオプション販売。
 
ちなみに、択一完成への問題(民法)がカリキュラムにセットされたのは令和3年から、
民法は特に大切なので非常にありがたい。(価格変更なし)
 
 
民法は択一9問・記述2問出題されます。
計76点と行政書士試験では行政法(112点)に次いで大きな配点です。
 
ですが、過去問のストックという点では行政法(択一19問・記述1問)の半分程度しかありません。
 
 
左が行政法の過去問集。
右が民法、厚さが大体半分なのがわかります。
 
民法は行政法よりも範囲が広く。
さらに、問題自体がここ数年難化傾向です。
 
特に記述は、令和元年は初出題のテーマ、令和2年は既出ではあるがもう一段深い知識を問われました。
 
このような傾向を受け、他資格の問題集に取り組む受験生も増えてきています。
ですが、他資格問題集は劇薬でプロの処方したもの以外は全くおすすめできません。
 
【基本NG 】他資格問題集は必要なのか?【例外あり】
特に本試験の受験経験があり、悔しい思いをしたことがある方であれば強く思うことがあるでしょう。【過去問とテキストだけで合格...
 
では、このような他資格問題集があればうれしいと思いませんか?
  1. 業界に精通した名医が処方する。
  2. 行政書士試験の傾向に沿った、
  3. 法学では有名だが、未出題のテーマと
  4. 既出であるが、問われ方が違う問題を
  5. 過去問演習を阻害しない程度のボリュームで演習量を増すことのできる問題集。

これが「択一完成への問題」です。

 
重ねてみると、同じような厚さになります。
行政法と同等程度の演習量が可能です。
 
サンプル講義はありますが、これから勉強を始める人には難しいです。
雰囲気と講義運びに注目してみてもらえればよいかと
 
 
選ばれている問題は、大多数が司法試験と公務員試験から選ばれています。
司法書士試験から選ばれている問題はごく少数です。
 
 
明らかに傾向が違うということですよね。
 

模擬試験

模擬試験です。60問を3時間で解いていく本試験と同じスタイル。

コース:入門総合ライト・フルカリキュラム。
担当講師:豊村講師
講義時間:約5.5時間 
テキスト:問題冊子、解説冊子、各一冊
 
全一回ですが、解説がとても充実しています。
 
 
模試で、最も大切なのは本番のシュミレーションです。
時間配分、解く順番、疲労感など体験して初めてわかることがかなり多いです。
 
3時間きっちり時間を計って挑んでみてください。
時期的には、8~10月あたりが良いと思います。
 
模試について詳しくはこれらの記事も参考にしてください。

逐条ローラーインプット講座・文章理解対策講座

逐条ローラーインプット講座は復習用のインプット講座。

文章理解対策講座は文字通り、一般知識の文章理解に特化した講座。

コース:入門総合フルカリキュラム
担当講師:田島講師
講義時間:逐条約70時間
    :文章理解対策約4.5時間
テキスト:各1冊 

カリキュラムライトかフルかを決めるうえで決定的な違いが、この2講座が必要か否かになります。

とりわけ、文章理解をどうするかがカギになります。

これは現代文が得意・不得意での判断でよいと思います。

文章理解の過去問を無料で手に入れるすべはありません。

センターに掲載されている過去問でも文章理解は著作権の都合で削除されています。

一つの手段として、ブックオフなどの古書店で、中古の過去問集や公務員用の問題集を購入してみるのも手です。

ただ、行政書士試験において、文章理解は全問正解を目指す必要があり、よほど自信がある方以外は受講しておくのが無難であると思います。

小手先のテクニックに頼った解法ではなく、読解力を向上させるための講座です。

読解力の向上はテキストを正しく理解したり、判旨(判例の趣旨をまとめたもの)を読む際に読解力の差で効率は大きく変わってきます。

カリキュラムライトかフルの選択は学習開始時期によって変えるのも手です。

前年度開始の場合(2022年受験だと2021年のうちに開始)フル。

当年開始(2022年2月末までに開始)の場合ライト。

という感じで残りの時間で検討してもよいと思います。

3月以降は残り期間を考えて現実的な「速習カリキュラム」がおすすめ。
例年春先に開講されています。速習に関しては詳しくはこちら

4大おすすめポイント

  1. 合格率が高すぎる。
  2. 高品質なテキスト
  3. 理解しやすすぎる講義
  4. 実はとても安価

合格率が高すぎる

入門総合カリキュラムだけの話ではなく、アガルート行政書士講座全体の話ですが、合格率が異常に高いです。

高すぎると言ってよいでしょう。

 一般合格率アガルート合格率
201715.70%66.50%
201812.70%46.70%
201911.50%72.70%
202010.70%67.20%

勘違いしている人が多いのですが、この合格率はすべての受講生を対象としたものではありません。

  1. 受講者が
  2. 本試験を受験して
  3. さらに、合否アンケートに答えた人(回答すれば結果にかかわらずギフト券がもらえる)

このアンケート対象者には、単科講座のみの受講生も含まれています。

圧倒的な結果は邪推を生むのが世の常

行政書士試験に限らず、圧倒的な結果を出すと、いろいろ言われることもあるわけです。

  1. 受講生全員から算出しないと意味がないとか
  2. 成績悪い人には受験させてないとか
①受講生全員から出した結果に意味はありません。

講座を購入すれば合格できるのであれば、だれも苦労しません。

独学ほどではないが、予備校でも通信でも一定の割合で申込前、受験前に撤退してく人はいます。

その方たちまで数に入れる意味はありません。

 
 
 
そもそも、行政書士試験センターが公表する合格率自体が受験者ベースです。
申込者ベースではありません。
受験者ベースの合格率を購入者ベースの合格率で比較しろというのは、普通におかしいですよね。
 
 
②成績が悪い人は受験をさせていない?

明確にNOです。

通信で個人の行動拘束することはできません。

受験を申し込んだかの確認もなければ、受験を辞退することをほのめかす内容は何一つありません。

むしろ、「自信がなくても最後の一秒まであがきなさい」的なことが発信されています。

 

合格率について詳しくはこちの記事で解説しております。

アガルート行政書士講座の高すぎる合格率は嘘なのか!?
令和になりがぜん人気が高まってきたアガルートアカデミーの行政書士講座。合格率が異常に高いことは有名です。 アガルート合格...

補足:どことは言えませんが、ある大学の校内講座は数年連続で合格率70%を超えています。
合格者数も50人程度とすくなくありません。
これも虚偽や都合の良い数字なのでしょうか?
大学がそんなリスクを負う必要があるのでしょうか?

最適なノウハウで、最適なカリキュラムの元、最適な努力をすれば、現行の学力に関わらず結果は出るのだということになりませんか?

あなたの努力にきちんと答えてくれるテキスト

テキストは、入門総合カリキュラムと、経験者向けの演習総合カリキュラムとは同じものを使用しています。

テキストは学習の最初から最後まで最もよく使う教材です。

学習初期は講義のお供として、わかりやすく丁寧であり、

直前期には必要な情報をすべて詰め込まれた、替えの利かない大切な相棒。
あなたと共に育っていくのがテキストです。

このとても重要なテキストの信頼性は数字で証明されています。

テキストについて特筆すべきは、法令科目のカバー率の高さ。

令和2年・・・95.7%
令和元年・・・93.5%

でも、こう思いません?

「ほんまなんかい!」

ですので、調べてみました。

Ⅰ・憲法令和2年憲法はかなり難易度が高い。
➡にもかからず、テキストはほぼ完璧にカバーしていた。


Ⅱ・民法
令和2年度の民法はかなりトリッキーな問題とびっくり問題で構成されていた。

➡(奇問が出たので)全問掲載ではないが、
ほとんどカバーされていた。


≪ここ大切≫

今回使用するテキストは令和3年対策ではあるが、発行発送は前年度試験前(最速で令和2年8月から受講可能、本試験は11月)になされている。

➡後だしじゃんけんのテキストではない。


【悪い点もある】

①網羅性が高い=情報量が多い。
何も考えずに頭から覚えようとすると高確率で挫折。
講義と併用することでメリハリを。

②リンクが自己作業。
過去問・講義番号へのページ番号の記入を自分でする必要がある。

【結局アガルートのテキストは有用なの?】
高い網羅性と丁寧な解説でとても有用なテキストです。

図表が多く、まとまっていて使いやすい。
市販品と比べてはいけません。別次元です。

詳しくはこちらの記事で

【アガルート行政書士講座を独学合格者がガチ分析】テキスト編【カバー率90%超は真実か!?】
アガルートアカデミー公式サイトには令和2年行政書士試験、法令科目出題カバー率95.7%との記載があります(2020年8月...

最大の魅力は講義にあり、圧倒的講義力を体感。

アガルート行政書士講座はテキストが有用で、合格率も高い。

確かにこれらは重要な項目です。

ですが、これらを差し置いてなお一番の魅力は、

業界最高峰といわれる、講義力の怪物、豊村講師の講義を受けることができる点であると言えます。

詳しく書くと非常に長くなりますので、ポイントをまとめるます。

  1. 高校生でも理解可能なレベルにまでかみ砕かれてた、わかりやすすぎる講義。
  2. 記憶に残りやすい工夫も
  3. 具体と抽象の行き来で、思考力とバランス感覚が身につく
  4. 収録講義だがライブ感がある。

詳しくは、こちらの記事をご覧ください。

【アガルート行政書士講座を独学合格者がガチ分析】講義編【カリスマたる所以】
講義の良し悪しを表現することは、音楽の良し悪し同様に、難しい。歌詞がよいとか、曲が良いと言われても、「個人の好み」に近い...

もう一点ポイントを上げるとすれば、アガルートのユニークな特徴として、講義時間の縛りがない。
一回の講義の時間がバラバラ。
この点は好みが分かれる点で、メリットも大きいですが、苦手な人はつらいと思います。

ただ、講義途中で中断しても、次回視聴時に、前回停止したところからの再開するか否か表示されますので、さほど不便は感じません。

また、相賀講師のクラスでは一講義10分程度と時間統一されていますので、苦手な人はこちらが良いかもしれません。

補足)2021年11月の本試験直前、豊村講師にインタビューさせていただきました。

私からの質問に対し、ご自身の言葉で返答いただきました。詳しくはこちら

実はかなり安価です。

入門総合カリキュラムの価格は

 定価
入門総合講義168000円
入門総合ライトカリキュラム208,000円
入門総合フルカリキュラム238,000円

一見すると、お高めの印象を受けます。

では、他主要予備校の価格を見てみましょう。

LEC パーフェクトコースSP【通信】255,000円
LEC パーフェクトコース235,000円
  
伊藤塾 行政書士 本科生258,000円
  
TACプレミアム本科生Plus259,000円
TACプレミアム本科生236,000円

(2021年9月時点、価格は各社公式サイトにて確認)

注意していただきたいのは、あくまで定価、通常価格の比較であるという点です。

通常価格は似たような価格設定になっていることに気付きます。

よほど時期を外して学習開始する人以外、通常価格で受講する人はまずいません。

アガルートのみならず、各社それぞれ割引を用意しています。

割引後の価格比較

   
入門総合講義117,600円129,360円(税込)
入門総合ライトカリキュラム145,600円160,160円(税込)
入門総合フルカリキュラム166,600円183,260円(税込)
   
LEC パーフェクトコースSP195,000円 
LEC パーフェクトコース185,000円 
   
TACプレミアム本科生Plus199,000円 
TACプレミアム本科生189,000円 

(2021年9月時点、各社公式サイトにて確認)
※伊藤塾行政書士本科生は割引価格発表前のため記載していません。

割引内容は時期や内容により変更される場合があります。必ず、各社公式サイトにて確認してください。

(各社公式サイト)

価格で検討するのは当然、でもこれだけはやってはいけない。

価格が検討対象になるのは、至極当然のことです。

ですが、絶対にやってはいけないことがひとつあります。

行政書士受験業界の特徴ですが、攻略法系の講座とごっちゃにして検討してしまうことです。

一般的に、通信と予備校の違いって通学するか、自宅で見るかの違いなのですが、

行政書士試験業界はちょっと特殊で、学習範囲がかなり違っています。

攻略法系講座とは、フォーサイト、スタディングなど中価格帯と呼ばれる講座。
学習内容は予備校系の50%程度、講義は予備校系の30%程度が主流。
 

行政書士受験界では攻略法系と予備校系は別の存在です。

誤解を恐れずに、簡単に言えば、「基礎は教えるからあとは自力でやってね」と「試験範囲はすべて教えます」という認識でよいです。

細かくはいろいろありますが話が大きくずれてしまうので・・・・。

どちらが良いかは、勉強を始める時期や、勉強習慣などが影響するため一概には言えません。

まとめ

✅行政書士受験界の特徴:中価格帯の講座と予備校系の講座には学習量・学習範囲で大きな開きがあり、別物と考えよ。

✅アガルートは予備校系の中で最安レベル。

返金、または、お祝い金制度が強力

アガルート行政書士講座で合格し一定の条件を満たすと、受講料全額返金かお祝い金5万円のどちらかを選ぶことができます。

返金・お祝い金いずれも対象講座は基幹講座・速習講座であり、単科講座・直前期講座は該当しません。

要注意
2022年度合格特典では,「入門総合講義」「中上級総合講義」単体は,合格特典の対象になりません。

・入門総合カリキュラムライト
入門総合カリキュラムフル
・中上級総合カリキュラムライト
・中上級総合カリキュラムフル
・上級総合カリキュラムライト
・上級総合カリキュラムフル
・速習カリキュラム

では、【一定の条件】を詳しく見てみましょう。

全額返金制度の条件

  • 合否通知書データの提出
  • 合格体験記の提出
  • 合格者インタビューのご出演

インタビュー出演できるか否かがポイント。

撮影場所は東京の飯田橋で交通費は自己負担になります。

お祝い金5万円の条件

当たり前の話ですが、返金・祝金どちらを選ぶにしても、申請期限があります。

返金・お祝い金の詳しい条件は必ず公式サイトで確認してください。

【行政書士試験】合格特典について 

まとめ

全額返金またはお祝い金5万円と返金制度は超強力

動画出演できるのか?

公式サイトへの氏名と写真の掲載に問題がないか?

問題なければ、受講料全額返金目指してGO!

実質無料は大きな魅力

評判よいの?悪いの?

アガルートの行政書士講座の良い評判と悪い評判をリストアップ。

講座のメイン部分である講義とテキストの評判は良好。

悪い点評判は数こそ多いですが、内容としては重箱の隅を突くレベル。

良い評判 
テキスト◎(不足なく、多すぎでもない)
講義◎(高校生でもわかると思う)
返金・祝い金が強力△(顔出しokなら◎)
悪い評判 
合格率が高過ぎて嘘くさい×(高確率で事実)
価格が高い×(最安レベル)
返金前提の価格設定×(ビジネス成立しますか?)
教育訓練給付金が使えない△(給付金が使えるから受講するの?)
スマホで講義しか見れない△(そんなに重要ですか?)
アウトプットが不足している×(不足はない)
講義が使いまわし×(むしろメリット)
講座により品質にばらつきがある△(比べる意味ある?)

内容の詳細は

アガルート行政書士講座の評判や口コミをぶった切る
行政書士講座で、知らない人はいないであろうアガルート。アガルートって実際どうなの?評判よいの?気になっている方が多いので...

個人的にはテキストと講義のリンクが手作業なのが不便さ感じました。

ただ、それを踏まえても講義とテキストの品質、予備校系では最安の価格などの魅力が上回ります。

アガルートがおススメできない人

入門総合カリキュラムはどのような人におすすめできるのかはすでにお話ししました。

逆に、おススメできないのは以下のような方です。

  • 受講後はすべてお任せしたい人
  • 1人で勉強できない人
  • リスク承知で最小の努力ですましたい人
  • 講義を受けたら勉強した気になる人
  • 講師が合わない
  • 時間はかけても金はかけたくない人

結局、アガルート行政書士講座入門総合カリキュラムは良いの?悪いの?

結論、すごくよかったです。

誰にでもおすすめできる万能な講座ではありません。

しかし、本気でこの資格に取り挑みたい人であれば、検討の余地はある講座です。

まとめ

✅独学で合格した私からみると、入門総合カリキュラムは独学とは別世界。
  ある意味反則。

✅カタログスペックだけを見ると、ボリュームに圧倒されるが思っている以上にサクサク進む。

✅名前は入門ですが、初学者はもちろん、宅建合格者、法学部出身者であっても効果的な内容です。

✅カリキュラム、ライトかフルで迷ったときは、
 文章理解の得手不得手で判断するのが良いでしょう。

 また、前年度開始なら(2022年度本試験なら2021年内スタート)フル、
 当年2月末まで開始ならライト、
 3月以降は速習カリキュラム、

 と、残りの可処分時間から逆算して考えていくのも手段。

✅4つの魅力

  1. 合格率が高すぎる。
  2. 業界最高峰のカリスマ講師の講義で理解の速度が別格
  3. 実績に裏打ちされた、高品質のテキスト
  4. 予備校系講座の中では最安レベル

✅全額返金・お祝い金制度が強力
 顔出し出演に抵抗がなければ、実質無料。

✅全体的な評判は良好
 細かい点で合う、合わないがあるので、どうしても気になる点がないか確認しておこう。

当記事は執筆時の情報をもとにしています。

随時加筆修正しておりますが、最新の情報は必ず公式サイトで詳細を確認してください。

公式サイトはこちら

アガルート行政書士講座

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転載等固くお断りします。

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