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通信講座のサポートや質問は本当に必要ですか?

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通信講座
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通信講座を選ぶポイントとして質問やサポートがどれだけ充実しているかで評価をつけているサイトやブログを見かけます。

でも、質問やサポートの充実ってそこまで大きな要素なんでしょうか?

安易に質問できる環境は逆にチャンスを自らつぶしてしまっている可能性があります。

私見もりもりですが、

  1. 簡単に得た答えは記憶に残りにくい。
    質問をして答えをもらうより、多少の時間をかけてでも自分で調べた方が何倍も記憶に残りやすい。
  2. 今はわからなくても、学習が進んでから改めて振り返ると、すんなり理解できることはかなりある。
  3. そもそも質問の制度はそこまで利用がされていない。
    講座を選ぶ要素として重要度は高くない。

簡単に得た答えは記憶に残りにくい。

特に男性に顕著なのですが、簡単に手に入るものは簡単に捨てられます。

同様に簡単に得た知識は簡単に忘れます。

良い悪いではなく脳の仕組みでそうなってます。

重要

「苦労して手に入れたものは、安易に手に入れたものより何倍も価値がある。」

という名言があります。

知識も同じく、苦労して得た知識の方が記憶に残るのです。

勉強法にも活用

問題を解く時に、解説を見ずにテキストから答えを導き出す勉強法があります。

解説はテキストから導き出した答えと、解法が正しいかどうかを確認するためだけに使います。

テキストは自分の知識の核になる教材です。

テキストにある情報から答えを導き出す力は、思考力、応用力へとつながってくるのです。

当然、一問、一問にかかる時間は増えますが、問題と解説を丸暗記するという、苦痛で暑苦しい勉強法より効率よいと考えます。

けっこう実生活で無意識でやっている勉強法であったりします。

学習初期はテキストを読んでから問題を解くというスタイルになりますよね?

問題を解いてみて、すぐに解説を見るのではなく、テキストに戻るのです。

勉強だけではなく、実生活では無意識によくやっていることなのです。

例えば、おいしそうなレシピを見つけて再現したくなった時などです。

  1. 料理のレシピを見てうまそうだと思い、作ろうとする。
  2. 実際に作り始めると、調味料の分量があやふやになる。
  3. もう一度レシピに戻って確認する。

調味料や火加減があやふやになる、、、あるあるですよね。

無意識や人生経験でこの学習法が効率が良いことを誰しも理解しているのです。

にもかかわらず、こと勉強となると、質問できることが必須であるかのうように言われます。

そもそも、独学の人は質問できないピヨ。

勉強でも同じなのです。

実際に、法律全く勉強したことのない妻のあいにアガルートの講義を見てもらい過去問を解いてもらった実験で、彼女は問題を見てから再び講義に戻りました。

安易な質問は損をする。

疑問がある・気になる、この感覚・欲求はとても大切です。

ですが、簡単に手に入れた答えは簡単に忘れます。

質問やサポートが充実していることは一見素晴らしいように思えますが、一方でしっかりした知識を手に入れるチャンスを逃しているとも言えます。

学習が進むと意外とあっさり理解できることが多い

テキストで調べても、六法引いても、ググっても答えが見つからない時も多々あります。

そういう時は、思い切って放置しても問題ありません。

合格者あるあるですが、どれだけ調べてもわからなかった問題が時間をおいたらすんなり理解できることは非常によくあります。

ブレイクスルーと言う表現使いますが、ある時唐突に知識が繋がるときがくるのです。

細かいことは気にするな

先ほどと矛盾して聞こえるかもしれません。

しかし、疑問に対して必要以上に時間を突っ込み、止まるぐらいなら放置してください。

細かいところで足止めを食うよりも、わかるところをどんどん進めていく方が優先度は高いのです。

疑問が出た時のステップ

  1. テキスト、六法などで調べる。
  2. 解説をよく読んでみる。
  3. 軽くググってみる。
  4. それでもわからないなら放置でOK。

質問制度の利用頻度は高くない。

質問制度や機能の使用率は思ったより高くないと考えています。

フォーサイト行政書士講座、受講生アンケート結果 では4割が質問サポートを利用していないと返答。

くそ細かい情報までオープンにしてくれるフォーサイトさん、実に好印象ピヨヨ。

また、私が受験生だった当時、行政書士試験!合格道場の掲示板(現在閉鎖中)においても、質問の頻度は利用者数から考えて頻度はかなり少なく、行政書士の試験レベルを超えた細かい質問が多い印象でした。

以上の点から考えて、質問制度の利用状況は皆さんが思っている以上に高くはないと思って差し支えないと思います。

質問やサポートはないより、あるに越したことはないけど、講座選びの重要なファクターではない。

質問をしてはいけないといっているわけではありません。

必要に応じて使用すれば相応の効果は得られると思います。

重要

質問やサポート制度の充実しているか否かは、講座を選ぶ際の重要な要素ではない。

講座選びで重要な要素は、講義とテキストの内容が最も重視されるべきなのです。

ですが、テキストや講義の内容の良し悪しは学習し始めから判断することができないのも事実なのですけどね。

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