資格スクエアの行政書士講座って良いの?悪いの?
社名もあまり聞かないし、なんか伊藤塾から有名講師が移ったと聞いたから気にはなるけどどうなの?
資格スクエア行政書士講座は、
2022年度初開講の新規で短期集中の「森Tの4ヶ月合格講座」を開講。
4ヵ月という超短期にもかかわらず、かなりの合格者を排出。
合格者の中には、年度最年少も含まれていました。
2023年「一年合格コース」・「速習コース」を相次いて新規開講。
かなり勢いのある講座です。
新規講座であるが故、他の人気講座の良いところを柔軟に採用、さらにパワーアップ。
元会社のIT力にベテラン人気講師を加え、隙のない講座内容になっています。
まず知ってほしい、資格スクエアの評判・口コミ
資格スクエア行政書士講座の特徴を語るうえで、まず一番に知ってほしいことがあります。
「法律が好きになった」「勉強が楽しい」という声が多い。
消化していく。特に模試が大事と。なんか、ホンマにすごくわかりやすいし楽しいしもっと知りたくなるって感じ。夜からまた勉強楽しみ。森先生に感謝、、、、#伊藤塾#森T
— N ⸜✿⸝ (@tomo1014n1) May 4, 2021
こんなに勉強する事が楽しみでしかなかった事は未だかつて無い(笑)
森T講座本日スタート‼️#森T#森T合格講座#行政書士試験#朝勉
— よっちゃん (@yumomomama) June 28, 2022
Twitterから引っ張ってきた一例です。
他にも
森先生の楽しい授業のおかげで、法律の面白さに目覚め、今後は生涯かけて予備試験→司法試験に進んでいく予定です。
出典:https://ameblo.jp/lawyermori/entry-12710699836.html
初学者なりに
あがいて、あがいて、あがきまくって試験終了まで臨みました。
残念ながら不合格が確実の状態です。ですがこの勉強は「面白いんだ」と感じる事が出来たのも森先生のおかげだと思っています。
出典:https://ameblo.jp/lawyermori/entry-12710699836.html
すべてが資格スクエアのものではありません。
ですが、講師である森広志先生(通称:森T)へ向けられたものです。
好きこそものの上手なれ
法律の勉強が面白い、もっとやりたいと思ったらほぼ勝ちです。
結局勉強っていくら教わっても、自分でやらなければ身にならないことは、これまでの経験で身に染みていると思います。
今やわかりやすい講義はたくさんあります。
ですが、面白くなる、好きになるレベルにまで持っていける講師は多くはありません。
私が、アガルートをおすすめしているのもこれが大きな理由です。
資格スクエア行政書士講座の森Tも怪物レベルの講師だと言えます。
余談ですが、受講者や生徒に興味関心を感じてもらうことは、教育界では重要視されており、教育者の方々は日々研鑽に励んでおられます。
ですが、実際に面白さや興味を感じてもらうには、経験と何より実力が必要。
さて、細かい点は後回しにして、とにかく講義を見てみたくなりませんか?
無料体験講義はこちらから
資格スクエア行政書士講座ってどんな講座?
開講が2022年の夏前に4ヵ月合格コース。
2023年一年合格講座・速習合格講座・短期集中合格講座を開講。
新しい講座です。
新しいがゆえに、知名度・実績で劣る分、講座の完成度の高さで勝負してきています。
特に、ITノウハウを活用、通信講座というよりはオンライン塾に近い講座内容。
では、詳しく見ていきましょう。
時期に合わせた3つの講座
- 1年合格講座
- 速習合格講座
- 短期集中合格講座
開始時期に合わせた3つの講座が用意されています。
- 11月~3月 1年合格講座
- 4月~6月 速習合格講座
- 7月~ 短期集通合格講座
講師・テキストはどのコースも共通です。
大きな違いは主に学習範囲。
学習範囲
Aランク・Bランク・Cランクという言葉聞いたことあると思います。
他の表現法であれば、★3とかも似たような意味です。
このランク分けは行政書士試験攻略においてかなり重要。

定義は各予備校や出版社により異なりますが、
- Aランク…必須問題
- Bランク…合否を競う問題
- Cランク…取れなくても支障のない問題
と分類するのが一般的です。
講師が判断した問題の難しさを元にしたものと、
正答率をもとにしたものがあります。
各校表記が同じでも意味が多少違っていたりします。
なぜ、ランク分けが重要かは、【秘伝】行政書士試験の合格方法教えますをご覧ください。
簡単にまとめると、合格のために必要なのは、難しい問題を解けることではなく、多く人が取れいる問題を取りこぼさないこと。
とはいえ、完璧は難しいので開始時期によってやるべきことを変えていく必要がある。
つまり学習効率を高めるために必要なのがランク分けです。
1年合格講座の学習範囲
扱う範囲はA・B・Cすべて。
最重要のAランクはしっかり。
Bランクもそこそこで、得点力を高め。
Cランクも触れておく。
といった網羅性をたかめつつ、メリハリもつけるという構造。
いわゆる、予備校的なカリキュラム。
速習合格講座の学習範囲
学習範囲はA・Bランク。
いわゆる、要点集約型の通信講座に近い学習範囲。
半年程度の比較的短期で効率よく学習が可能。
短期合格講座の学習範囲
前年は4ヵ月合格講座という名称。
まさかのAランクのみ。
4ヵ月という超短期で、現実的な勝ち筋を見出すとしたらAランクを完璧に抑える以外の選択肢はない。
担当講師の森Tは短期講座に強く、前の予備校でも短期講座を担当、一定以上の成果を上げている。
また、資格スクエアの前運営企業サイビジットも短期に強みを持っており、ノウハウは引きついでいる。
当然、前年度は一定の成果を出しており、6月頃から学習を始める人や、独学で限界を感じている人にはとてもおすすめできる内容。
ほんとに新規?前にあったよね?
以前も資格スクエア行政書士講座が存在したことを知ってる方もいるかもしれません。
当時は山内さん(だったと思う)が講師で、テキストも一冊物でした。
正直、人気があったかといわれたら・・・・・・。
今は全く別物です。
講師や内容だけでなく、運営会社そのものが変わっています。
運営会社に関しては資格スクエアの評判ていう点で外せないので後述します。
行政書士講座に関していえば、同じなのは名前だけというレベルで変わっています。
予備校系講座のおすすめ候補として、アガルート(入門・中上級)・伊藤塾(スタンダード・アドバンス)をおすすめしています。
ここに、第3の選択肢として資格スクエア(一年合格コース)が入ってきました。
なぜ、おすすめできるのかというと、後発講座であるがゆえに人気講座のいいところを柔軟に吸収しており完成度が高い。
これをベテラン人気講師が指揮する。
新規のため、実績がないこと以外は大きな弱点は見当たらない。
資格スクエアの特徴は
- 網羅性
- 価格設定
- ベテラン人気講師
- テキスト
- 質問は別料金
- 割引設定もよくあるやつ
- サポート
- イーラーニング
順番に見ていきます。
網羅性を上げてきた
旧運営サイビジット時代は、どの資格も会社の方針として、「最小の努力で最高の結果を」でした。
要点集約型が会社方針。
フォーサイトに近い考え方でした。
ですが、現運営(株式会社資格スクエア)はこだわりを見せておりません。
B・Cランク問題も扱うと明言しており、網羅性を高めてきました。
価格設定
価格は高いという意見もありますが、いつも通り、補助型や要点型の低ボリュームな講座を含めてのことで、予備校型としては安価寄りに寄せてきています。
価格は
- 質問あり 税込165.000円
- 質問なし 税込154.000円
一応、キャンペーン価格ということですが、期間が2023年8月31日と長く、予備校系であることからも事実上これが定価といっても差し支えありません。
この価格で比較すると、アガルートと同等の予備校系としては最安レベル。
ちなみに、老舗予備校で教育訓練給付金制度を利用すればほぼ似たような価格になる。
テキスト
テキストサンプルは会員登録さえすれば、かなりの量見ることができます。
今流行りの、カラーで図表が多いテキストです。
文字数はかなり少なく、図表やまとめが多い。
講義と併用前提で作られていると考えられる。
スッキリまとめられているが、スッキリしすぎて、講義である程度理解してから本領発揮するタイプ。
初学者の方は、「これで文字数少ないの?」と思うかもしれませんが、書店に行って市販書見てみてください。
これでかなり少ないです。
テキストの評判・口コミは?
森Tの自宅にも「1年合格講座」で使用する教材が届きました。
よし!これで万全の態勢で戦える!
待ってろ!令和5年度本試験!
ギャフンと言わせてやる!
※写真のうち、「ニュース検定」は、最新版が発行される2023年3月以降に別送です。 pic.twitter.com/wuUM1VLuYd
— 森T@資格スクエア(行政書士試験講師) (@lawyermori) November 18, 2022
中々のボリュームですね。
ニュース検定は一般知識の政経社の対策として有効。
アガルートでも同様のテキストを使用。
来年の合格に欠かせないのが「行政法対策!」
ということで森T、"オリジナル過去問集"を作りました!・平成18年度〜令和3年度の中から特に大事な問題を森Tがセレクト!
・左に問題、右に解答解説の見開き型
・厚さは「ちいかわ1人分」よっしゃ、行政法かかって来い!(でもお手柔らかに ) pic.twitter.com/FP74E82knU
— 森T@資格スクエア(行政書士試験講師) (@lawyermori) November 16, 2022
結構分厚いですね。
丁寧な解説と、図表入れるとどうしても分厚くなる。
カリキュラム
カリキュラムは3段階方式で、効率的に無理なく学習ができます。
初学者から、リベンジ組まで自身のレベルにあった内容で学習が可能。
質問は別料金
質問するためには、購入前に質問権利付きの価格で購入する必要があります。
前例がありますが、どことはいいません(質問チケット買うところ)。
ただ、ほかの方の質問と回答を見ることはできます。
自発的な質問をするためには事前に質問可能コースで申し込む必要がある。
コースの変更は不可です。
割引制度‥‥もしかして結構使える?
割引制度に関しては、さほど強力ではありません。
もともと、かなり安価であるので致し方ないところ。
- 他校乗り換え
- 他資格特典
- 受講者特典
目立つ点でいえば、音声ダウンロード(2.2万円)になります。
音声は耳学を行うとき必須。
- リリース割20%
- 他資格割引の範囲が広い
- 4か月からの継続はかなりお得
詳しくはこちら、割引・キャンペーン
リリース割20%、事実上の定価
リリース記念キャンペーンで20%OFFでの販売されています。
価格は
- 質問あり 税込165.000円 (定価:税込206.250円)
- 質問なし 税込154.000円 (定価:税込192.500円)
お得に見えますが、期間が2023年8月31日まで。
一年合格コースが効果的に使えるのは5月末くらいがリミットだと考えています。
よって、事実上これが価格であると考えてよい。
仮に、次年度以降定価で販売するのであれば、価格的な優位性も失われ、競争力を失うことでしょう。
他資格割引の範囲が広い
他資格保有者を優遇する制度自体は、珍しくありません。
ただ、資格スクエアの場合、資格・検定の内容が問われない。
特筆すべきは「検定」でもよいということ、合格証の写真等は必要ですが、検定が入ればかなり多くの方が対象になるはずです。
割引内容は音声ダウンロード(2.2万円)が無料。
4か月合格コースからの継続ならかなりお得
例外的に4か月講座からの継続の場合は、半額になります。
これはかなりお得です。

もし仮に、2024年度も同様なのであれば、2023年の夏まえから始める人たちにとって最もおすすめできる選択肢になってきます。
現状、開講も、割引も継続されるかわからないためなんとも言えません。
とはいえ、4か月コースの受講生にはすでにお知らせが入っているはずなので、ここで話すことはほぼありません。
サポート
月1回ZOOMを使った相談会が定期的に開催されています。
定期的に行っているところは少なく、自分の悩みだけでなく、他の受験生も同じような悩みや困りごとがあるとわかるだけでもモチベーションにつながります。
森講師は特にモチベーションの保持・向上を意識してます。
メンタルサポートのエピソード
例えばこのようなエピソードがあります。
4ヵ月コースの話ですが、受講者に森Tからの手書きの激励が届いたそうです。
1枚1枚、"想い"を込めて書きました。
皆さんの"心"に届けば幸いです。 pic.twitter.com/a2CQH0ojxB— 森T@資格スクエア(行政書士試験講師) (@lawyermori) October 31, 2022
経験者であれば、わかる方も多いと思いますが、直前期がつらさのピークです。
リベンジしたくても、もう一度あの直前期の苦しみに耐えられる気がしない。
という方もとても多いのです。
当然、私もいやです。
ある種の極限状態のなかで、これは効きます。
サポート面で忘れてはいけないのは確認テスト
これは他にはない特徴だと思います。
講義の一定箇所まで視聴すると、メールでテストが送られてきます。
通学予備校ではよくあるやつですが、これを通信やっています。
記憶の定着や、インプット後即のアウトプットはとても効果的。
そのうえ、時期で画一的に送られてくるわけではなく、各個人の進捗合わせてくれるあたりは、個別指導塾に近い。
IT系に強い企業であった旧運営(後述)のいいところも引き継いでいると言えます。
eラーニング
元々IT系が強く、AIで問題予測を行う未来問で話題になった資格スクエアです。
PC、スマホ学習の使い勝手が悪いわけがない。
講義画面が思った以上に使いやすいです。
必要な機能が一通りあるのはもちろんですが、質問ありコースの場合、その場でぽちっと質問ができたり、メモや書き込みも可能という優れもの。
択一クエストと合わせて、とにかく使ってみてください。
講義もテキストもかなりの数体験できます。
択一クエストがすごい
この択一クエストというのは、平成18年以降の問題を〇×の一問一答形式でこなしていくアプリです。
〇×だけでなく ? が用意されており、自信がない問題は「?」と答えることもできます。
「だからなに?」と思うかもしれませんが、苦手や間違った問題を蓄積して優先的に出してくれます。
「週に一度の腕試しテスト」で無理なく復習が可能。

独学で定番の肢別回転学習をスマホアプリで隙間時間に行うことができる。
メインの問題集は別に択一形式であります。
バランスがとてもよく、古い年度の過去問もできるのはかなりレアです。
択一クエストが、完成版で公開されています。
PC、アンドロイド、IOSで動作可能で、コース利用者でなくても(制限はあるが)利用可能です。
えーーー。今気がついた!
法令択一クエストがスマホのアプリで出来るの凄く良い🥺
仕事の合間とかにし易いー。
感謝しかない🥺#資格スクエア#行政書士受験生#森T#択一クエスト pic.twitter.com/BueBZk7DZZ— ファミ子 (@obenkyo40) November 27, 2022
購入者でなくても、無料版で過去5年分の過去問を隙間時間に回すことができます。
利用は会員登録するだけです。
≪無料版≫資格スクエア択一クエストはこちらから。
資格スクエアの悪い評判
- そもそもこの会社やばくない?不祥事とか聞いたけど大丈夫???
- 実績がない
- 価格が高め
- テキストが製本版しかない
- 教育訓練給付金が使えない
- 合格者特典がいまいち
- 音声ダウンロードが有料
資格スクエアがやばいってホント?
旧運営会社のサイビジット時に司法試験講座で著作権トラブルに。
現在は、分割事業譲渡で株式会社レアジョブが親会社、「資格スクエア」という名前は同じだが、中身は別物。
とはいえ、ITに強かったサイビジット時代の強みも継承されており、より強化されている印象。
ちなみに、レアジョブはオンライン英会話の大手。
累計会員数90万人以上、講師数6.000名以上の大きな企業。
行政書士講座に関していえば新体制後初の通年講座。
新規講座だと思えばよいかと。

詳しく知りたい方は、調べてみれば出てきます。
あまりいないとは思いますが、行政書士の方であれば「freee」って話題になったのご存じかと思います。
話が大きくずれるのと、本職の方向けの記事ではないので割愛します。
ぼやけた言い方ですが、これも資格スクエアに関わる話です。
司法書士・社労士から徹底しているからやばい?
司法書士・社労士だけではなく、宅建、FP、簿記、天気予報士などかなり多くの資格撤退しています。
反面、法律領域に特化した展開をしていくことを明言しています。
その法律系の、司法書士・社労士・宅建については「販売停止中」であり、「販売終了」とは言っていません。
簿記やFPなどは「販売終了」と言っています。
2022年同じく「販売停止中」であった行政書士講座が開講され、2023年通年講座として本格稼働し始めたという流れ。
旧講座は人気がなかったからといえば、その通りでしょう。
では、(行政書士講座の)今はというと、相当の気合の入れようで、旧講座とは別物です。
テキスト、講師、スマホ学習、講座自体の方針も含め、何から何まで別物で、同じなのは名前ともともと使いやすい講義の視聴画面くらいではないでしょうか。
誤評判・古レビュー多すぎ問題、新規故の誤解
資格スクエアの評判が賛否両論なのは、旧講座の評判がかなりの数含まれているからです。
講師のみならず、講座の方針そのものがまるで違います。
サイビジット運営時代は「最小の労力で最高の結果を」がスローガンの要点集約型の中でもボリュームが少ない講座でした。
一年合格コースは予備校型であり、方針が真逆です。
Twitterを見ても、どれが旧講座で、4ヵ月コースと一年コースを混同してしまいそうになります。
現に、いくつかのサイトやブログでは(企業運営のものでも)混同されているものが多く見つかりました(2023年1月現在)。
書いている人も、良くわかってないのだと思います。

こちとら、伊藤塾のころから森Tファンなんじゃい。
未来問のころから資格スクエア注目してるんじゃい。
実績がない
新講座なので、ないのが当然。
とはいえ、前年の4ヵ月コースでそれなりの合格者が出ています。
また、講師自身はベテランでかなりの実績も持つ有名講師。
ただ、具体的な数字は出ていません。
そもそも、業界的に実績公開はほぼされていません。
他講座の実績に関しては、【18社比較】行政書士講座の合格率・合格者数はどのくらい?を読んでみてください。
4ヵ月コースの合格実績は?
公表こそされていませんが、合格者はそれなりに出ています。
もちろん、多くはありません。
理由は2つ
- 一部の方を除き、基本的に4ヶ月で合格を狙うことはかなり厳しい。
- 開講が遅かった(2022年6月29日だったはず)ため、多くに人はすでに受講済みで人数自体が多くない。
分母が明らかに少ない割には、(合格者を)それなりの数見かけました。
もともと、森講師自身が短期合格のクラスを受け持ち、一定の成果を上げているので、妥当な結果と感じます。
価格が高め?
価格が高いという話も出てきています。
先程も話しましたが、むしろ安いほうです。
(Aランク限定学習の)要点型や(独学の補助的な講座)補助型に比べたら、価格は上ですが、予備校型の網羅的カリキュラムにおいては最も安価な部類に入る。
大手老舗予備校で、教育訓練給付金制度を使って似たような価格帯になります。
テキストが製本版しかない
製本版しかないわけではありません(4ヶ月コースの時の話かと)。
PDFでのダウンロードが可能です。
ですが、講義画面にレジュメが出ます(ここが他と違う良いところ)ので、正直必要ありません。
PDFテキストと講義画面で画面分割すると、小さくて両方とも見難い。
よほど大画面ならまだしも、外で使う場面を考えると15インチノートPCでも小さく感じます。
教育訓練給付金制度が使えない
既にほかの記事で何度も同じことを言っていますが、使えないから何?
使った後の価格で比較をすればよいだけです。
認定受ければ(人件費が増えるため)元の価格が上がります。
使える講座は20%引いて比較すればよいだけの話
確かに20%帰ってくるのは大きいです。
20%引いた額で比較すればよいだけの話です。
教育訓練給付金を使えると20%安くなるわけではありません。
後で帰ってくるのです。
手続き必要ですので、金額が同じなら、手間の分だけ損だといってもよいでしょう。
何度も言いますが、使ったとしても価格は横並びか、それでも安いまであります。
教育訓練給付金が使える講座は国が認めている。だから、使えない講座は怪しい。
教育訓練給付金指定講座に認定されるためにはいくつかの要件を満たす必要があります。
要件の中には一定の実績と要採点な課題が一定数必要。
実績は別会社のため、ありません。
採点も、森先生一人でできるわけがありません。
スタッフはいるでしょうが、質問対応・問題制作・教材のプラッシュアップ等の業務をかかえながらになるので、かなり人的資本でないと難しい。
こういった点以前に、同一企業内でもすべての講座で指定を受けられていないのご存じですか?
この理屈でいえば、指定コースは信頼できて、そうでないコースは怪しいと??
合格者特典がいまいち
合格者特典は1万円と決して良くはありません。
合格者特典狙いなら、全額返金のアガルートがおすすめですが、動画出演する必要があります。
または、安価で返金制度がある東京法経学院も良いでしょう(気になる点は多々ありますが)。
音声ダウンロードが有料
音声ダウンロードは基本有料で22.000円します。
とはいえ、キャンペーンのたびに無料になったりしています。
また、他資格割で無料になります。
この他資格は法律系に限らず、「資格・検定の内容は問わない」との記載がありますのでかなり幅が広い。
英検や漢検でも行けると解釈するのが妥当ですよね。
割引・キャンペーンについては必ず公式サイトで確認してください。
結局どうなん? かなり良いです
新講座のため実績がない以外、隙がありません。
かなりおすすめできる内容になっています。
特に、択一クエスト無料版はすべての受験生が使うべきだと感じます。
予備校系でいえば、アガルートや伊藤塾と比べても大きな差はなく、好みの問題くらいの差です。
もちろん細かい部分が異なります。
細かい点が重要だという方も一定数いると思います。
第3の選択肢として外せない仕上がりであると感じます。
一年合格コースだけど、もう一年ないけど大丈夫?
合格発表後以降のスタートであれば、すでに一年はありません。
2月スタートであっても、すでに300日は切っています。
それでも、間に合うのか?と言われたら、「間に合います」が答えです。
リミットはいつまで?できるだけ早く、遅くとも5月まで
では、いつまでに受講すればよいのでしょうか?
学習的な側面で見ればリミットは5月です。
5月でもすでに遅い、限界が5月ということです。
6月以降はどうすればよい?新規か?方針転換か?で変わってくる。
6月以降は初学者であれば、要点型が良いです。
網羅的な学習は完遂がかなり厳しくなってきます。
大学生など専業(に近い)受験生は別。
時期や初学者・再受験生でおすすめできる講座は大きく変わります。
ひとくくりにランキングできるものではありません。
こちらの記事に時期や目的別にさっくりまとめています。
