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【3ヵ月決戦】行政書士は8月からのスタートでも合格できる?

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行政書士を知る
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行政書士試験(本試験と呼んだりもします。)は11月の第2日曜日に行われます。

8月から始めた場合、準備期間はおよそ3ヵ月。

試験の申込期限が例年8月後半まで(開始は7月後半)なので、この時期から始める場合、最も遅いスタートになります。

では、8月からの3ヶ月程度の期間で行政書士試験は合格可能なのか?

結論から言いますと、不可能性ではないが、かなり厳しい。

基本的には次年度を見据えた対策が賢いのでしょうが、今年勝負したいという気持ちもわかります。

誰にでもできるわけではないですが、細い勝ち筋つかむための方法がないわけではありません。

何より、たまたま時期が遅かっただけで、挑戦したいという気持ちに、「諦めて来年にしてください」とはいえない。

でも、楽観的に「3ヶ月で合格してる人もいますから、可能ですよ」ともいえない。

よほど勉強慣れしている人でない限り、完遂すら厳しい内容になりますがそれでも良ければご覧ください。


ちなみに、専業受験生や大学生であれば、8月からでも十分な時間を確保可能で、3ヵ月合格も難しくはないでしょう。

また、7~8月にかけて予備試験・司法書士受験生がなだれ込んできますが、彼らも十分な余裕をもって合格を狙えますが、今回の話では対象外です。


最速で一直線な学習が必須

基本的な対策は7月からとそう大きく変わりません。

出やすいところ、多くの人が取れる問題を取りこぼさないための対策に全力を注ぎ、現場思考型問題で勝負をかける形になります。

とはいえ、頻出分野だけに絞ったとしてもかなりのボリュームです。

よほど物覚えが良いとか、理解が早い方を除けば、余裕はありません。

無駄なことをしている余裕は一切ありません。

今から勉強方法を探していては絶望的に間に合いません。

しっかりと自身の勉強法が固まっていれば別ですが、そうでないなら次年度見据えて対策取るか、プロの指導に素直に従いましょう。

最速で最短で一直線に突き進むことが必要です。

3ヵ月学習でどのくらいの勉強時間が必要か?

最低限150~200時間の勉強時間を確保で、かつ継続する必要があります。

月150~200時間というのは簡単ですが、実行するのは(働きながらでは)至難の業です。

日当たり5~7時間換算。

空いている時間をすべて勉強にあてるのは必須。

さらに勉強できる時間を捻出する工夫が必要になってきます。

一日あたりの勉強時間をすべて机に向かうのは無理だとおもいます。

例えば、移動中に勉強する工夫、昼休憩にスマホ学習、お風呂・トイレで暗記ものなど、細切れの時間をいかに勉強に向けれらるかが肝になります。

1日や1週間であれば、できる人は多いと思いますが、3ヵ月続けるのは簡単ではありません。

とはいえ、無理のないレベルでじっくりやっている時間的余裕もすでにありません。

すでに始めている人たちも、8~9月頃からスパートかけて勉強時間を大幅に増やしてくるのです。

かなり無謀ではありますが、本試験まで全力ダッシュで走り切る。

何をどう勉強していくのか?

期間的に網羅的学習はできません。

効率が悪すぎます。

出やすいところ、出題されたら多くの人が取れる問題を確実にとっていけるような学習をすべきです。

具体的には10年分の過去問を軸に、過去問中で複数回出題されているもの、法学的に基本だと考えれらているもの。

過去問集で重要度のマークが高いものという認識でほぼOK。

独学は可能か?

では、そこだけ勉強すれば独学でも行けるのかといわれたら、かなり難しい。

できないとは言いませんが、よほど能力が高く運がよくなければ難しい。

世の中には独学3ヵ月合格の方がいないわけではありませんが、同じことができるかといわれたら・・・・。

正直、私が再度受験することになったとしても独学3ヵ月はできる気がしません。

スケジュールは?

半年から一年の学習では時間のかかる民法に力を入れるのですが、超短期の場合最も時間を突っ込むのは行政法です。

短期で点が伸びやすいのも行政法。

  • 行政法 50%
  • 民法 35%
  • 憲法 10%
  • 一般知識(の情報通信・個人情報保護・文章理解)・商法会社法 5%
  • 基礎法学・政経社・・・・現場思考で勝負

私がやるならこんな感じにすると思います。

注意点として3ヶ月程度の超短期の場合、商法・会社法は捨てません。

時間的に民法の完成度高めることができないので、頻出分野が露骨な商法・会社法で2問程度点を稼ぐ必要があります。

やりすぎは厳禁ですが、捨ててはいけません。

民法の完成度が低いと記述が不安だと思います。

とはいえ、商法・会社法捨てて民法に注力しても時間的に費用対効果が悪いのです。

ですので、この辺も運の要素で、比較的トリッキーだけど頻出分野からの出題を願う。

逆に言えば、頻出分野で出れば少々難しくても書けるレベルにまで短い時間で詰める必要があるということです。

効率を高めるために短期向け講座を受ける

春先スタートの方々より、よりなりふり構っている場合ではありません。

効率を追求するうえで講座の受講は欠かせません。

(次年度本命なら独学もあり)

この時期になると、直前期講座が出てきますが、これらはある程度学習が進んでいる前提です。

また、要点を絞った学習をするタイプの講座でも半年程度が想定されたカリキュラム。

短期で始める人用の講座はそれほど多くはありません。

8月からでおすすめできるのは2つ。

どちらかというとおすすめは

2択ですが、やや資格スクエアのほうがおすすめ度は高い。

もともと、伊藤塾で短期講座を担当していたのが、資格スクエアの森先生。

移籍は大きな話題になりました。

旧資格スクエアは「最小の努力で最高の結果を」がスローガンなほど短期に力を入れていました。

詳しくは別の記事で紹介していますが、講師・運営とも短期ノウハウがそれぞれあり、掛け算でブラッシュアップされた講座だと言えます。

【ワイルドカード】転生した資格スクエア行政書士講座が要注目な理由
2022年夏、資格スクエア行政書士講座が転生。 資格スクエアは資格の種類に関わらず、「満点より合格点」をスローガンに効率...

実績やネームバリューを重視するのであれば伊藤塾のほうが良いでしょう。

もちろん、内容に関しても一流で、あくまで僅差です。

ただ、8月からは価格面で大きな開きがありますので、資格スクエアのほうが安い。

ちなみに、資格スクエアは無料登録で実務講座が見れます。

モチベーションアップに最適なので、この記事をここまで読んだのであれば会員登録だけは強くお勧めします。

また、メールで公開講座の案内も来ます。

私も(いまだに)よく公開講座見ています。

メール配信停止は簡単ですので、受験が終わるまでは受講生でなくても登録おすすめです。

メール以外の営業は(私のところには)一切来ていません。多分来ない。

会員登録は下記リンクから

黄色の「無料会員登録」をタップ、項目も少なく簡単。

資格スクエア

ある程度まではいけるが、合格できるのは極々少数でも挑むことには価値がある

8月からの3ヶ月程度でも、記述次第で合格できるラインに乗せることはそれほど難しいことではありません。

ですが、合格となるとかなり厳しい。

とはいえ、8月から次年度目標に15か月コツコツと継続することは、意外かもしれませんが、短期決戦以上に難しい。

モチベーションや何かの拍子で唐突に勉強をしなくなる。

そこからの復旧はかなり難しい。

8月からのスタートは非常に厳しい挑戦ですが、可能性がないわけではありません。

3ヵ月での超短期合格できる人は、極少数でしょう。

でも、必死に勉強した経験と、悔しさが次年度への強いモチベーションになる。

無理な挑戦ですが、無駄な挑戦ではありません。

厳しいからと来年から始めようとする人は、来年になっても別の理由で始めることはないでしょう。

やりたいと思った時期がたまたま8月であっただけ。

その時にできるベストで最短を狙う。

これってビジネスセンスにも通じるものがありませんか?

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