令和4年(2022)行政書士本試験お疲れさまでした。
私も経験ありますが、試験終了後は知りたいこと気になることがたくさんありますよね。
こちらは2022年(令和4年のものです)
最新年度2023年(令和5年)
- 解答
- 記述の模範解答・採点基準等
- 当年の難易度(補正の有無含む)
- 没問の有無
等々
予備校や通信講座の各社が公表する模範解答や総評をおすすめ順にランキング形式でまとめました。
とにかく早く内容を知りたい方が多いと思いますので、ランキングの要素は後半にまとめます。
気になる方は、後程読んでみてください。
では、解答速報です。
月がないものは同月(2022年11月)をさします。
1位:アガルートアカデミー
毎年、早さにこだわるアガルート。
スピードと内容のバランスが良く毎年見ています。
昨年は豊村講師と林講師のお二人でしたが、今年は4人でライブ。
- 13日18:00解答速報公開開始
(16時50分追記:解答公開開始) - 同18:30 全体総評・前半(法令択一)
- 同20:00 全体総評・後半(多肢選択、一般知識、記述)
- 同21:00 YouTubeライブ座残会(質問内容はコメントにて募集)
- 翌14日~30日 アガルート講師による全問!解説講義 (無料)
- 開始済 振り返りシート配布
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【解答速報&総評】行政書士試験(令和4年度)
アガルート注目ポイント①速さと内容のバランス良いライブ
ライブ開始の時間だけ見れば、今年はより速いところもありますが、内容に立ち入った点まで考慮すると、やはりアガルート。
例年通りであれば、スピードと内容のバランスの取れた配信内容になるはずです。
また、解答公開時間が早まり可能性も示唆されています。
アガルート注目ポイント②全問解説講義が無料
翌14日から順次(1日1科目)全問解説講義が無料で受講できます。
期限は11月30日まで、会員登録が必要。
私も会員登録していますが、簡単ですし、勧誘電話などはありません。
私はお知らせメール受け取りにしていますが、役に立つ内容が多く、気になるならメール止めることも簡単にできます。
登録のデメリットは特にありません。
アガルート注目ポイント③正答率がわかるサービス開始
こちらは今年からのサービスになりますが、正答率がわかるアンケート機能。
正誤自体は当日でほぼ固まります。
ですが、自分が取れたところ・落としたところが「取れてないといけないところ」であったのか、「落としても影響が少ない問題」であったのか判断がつかないと思います。
それを教えてくれるのがこの機能。
合否に関わらず、分析ができることの意味は大きく。
リベンジに限らず、今後他資格に向かう方にも非常に大きな意味を持つことになります。
補足:今年は記述採点サービスないかも
昨年までは記述の採点サービスもやっていましたが、あっという間に枠が埋まっていました。
今年は、受講生が大幅に増加したこともあり、やりたいけどできない可能性があるかもしれません。
今のところ記述採点サービスの情報はありません。
【解答速報&総評】行政書士試験(令和4年度)
2位資格スクエア
資格スクエアの本気がやばい。
最速ライブと自動採点が注目ポイント。
- 早すぎるライブ開始
- 無料で自動採点
資格スクエア注目ポイント①ライブ早すぎ問題
ライブ開始が17時頃と早すぎる。(17:00追記、予定通りライブ開始されました)
さすがにそこで解答出そろうとは思いませんが、業界最速開始。
なぜに16時までの試験で17時に配信始められるのか意味不明なレベル。
人によっては帰宅すらできない時間(会場出るの結構時間かかりませんでしたか?)。
その場で解いて解説するつもり?
簡単に補足しておきますと、行政書士試験の問題は試験終了までいないともらえません。
それは企業であっても同じで、各社講師自身が毎年受験中に解説考えながら受験したりしています。
そこから移動や準備などを考えて17時は攻めすぎ。
もしかしたら、雑感だけで詳しくは後程になるかもしれません。
とはいえ、森講師の話は聞いていて楽しいので、疲れた中で難しい話は聞きたくない、気楽に楽しみたいという人向け。
資格スクエア注目ポイント②無料で自動な採点サービス
自動採点サービスは、入力フォームに答えをポチポチ入れたら自動で正誤と点数出してくれます。
これの良いところは、その場ですぐにわかる。
もちろん無料。
他の予備校でも成績診断は行っていますが、結果がわかるのは12月。
自己採点ってあってるか間違っているかは見れても、点数足していくのが結構めんどくさい。
普段ならなんてことはないのですが、疲れてますもんね。
私は試験終了後、疲労でしばらく立てませんでした。
試験後に応援してくれた家族へのお礼や頑張ったご自身にご褒美で、ディナーを楽しんだ後、サクッと採点するの便利。
また、資格スクエアの無料会員登録のメリットは、実務セミナーも無料体験できる点も大きい。
この実務セミナー結構面白いです。
自動採点には無料会員登録が必要です。
アガルート同様、私も登録していますが、こちらも営業電話など来たことはありません。
自動採点は21時頃~30日まで。
8日から事前申し込みが可能。
入力開始になるとメールに入力フォームのURLが届きます。
記述に未対応なのは注意。
随分運営方針が変わったと思ったら、事業譲渡で別会社に、以前よりかなり行政書士へ力を入れている印象を強く受けます。
3位伊藤塾
ライブ開始はアガルートよりも30分早い予定。
例年、
- 早いライブは雑感。
- 解答公開は例年慎重な傾向。
- ただ、その分信頼性は高い。
でしたが、今年は「どこよりも早く」を掲げて、高い分析力を武器に「【当日】速報会」とかなりの気合の入れよう。
何より、伊藤塾のライブは例年「熱い」。
4位フォーサイト
試験講評ライブ:19時
自己採点機能:21時頃
去年はバーチャル講師も出ていた(冒頭だけだった記憶、宅建を除いてV講師廃止)が、今年は福澤講師のみ。
五十嵐講師や北川講師は解説作成でしょうか?
行政書士講座において出るとこ主義の要点集約型の講座の代表格、資格予備校型との総評の違いが大きければ問題が例年より難しい可能性がある。
この点で、フォーサイトの注目度は高い。
5位LEC
老舗ですが、近年行政書士では後手に回っている印象。
横溝講師のライブと成績診断がポイント。
解答速報:20時(PDF)
解答速報会:19時~20時30分
本試験講評動画:21時
解答はPDFなのでスマホだとダウンロードになってしまいます。
無料成績診断は記述まで採点してくれるのでありがたい。
結果がわかるのは12月7日から。
落ち着いてからで良いため当日の優先度はやや低め。
無料の成績診断はやる側もデータが取れるのでメリットは大きい。
例年記述の採点は各社バラバラ、実際の点数とずれることのほうが多いので参考程度。
合否ぎりぎりの場合、過信も、失望もしないように。
無料成績診断の受付は13日18時~20日まで
6位ユーキャン
ユーキャンの見どころは17時半からの難易度所感ライブ。
昨年は「全体的に普通の難易度、ストライク型でした」と印象を端的に表現。
開始時間は早いが難易度速報は個人的にあまり信頼しておりません。
かつて、
- 近年、最も高い合格率の平成29年度の難易度速報はやや難しい
- 記述激アマの令和元年の難易度はやや難しい
- 記述激渋の令和2年の難易度をノーマル
といっていたのが、この難易度速報でした。
本試験を終えた直後ということで、実際に受験をされた方は半数程度は見たことない問題が出てくるのが常ですから、直後はどうしても難しめの評価になりがちです。
解答速報は18時より順次公開。
7位資格の大原
解答速報:19時
本試験分析会:16日(水)18時
大原の見どころは(昨年は)試験終了直後からTwitterで解答を呟きまくっていた点。
今年も期待。
今年も17時にはツイッターで確認で来ました。
以下の公式サイトの下のTwitterバナーからまとめて見れます。
8位TAC
模範解答一覧:21:00(PDF)
講評:翌14日:17:00(PDF)
PDF形式はスマホだとダウンロードが必要でややめんどい(ファイルも残るし)。
成績診断でLEC同様記述も採点、結果が見れるのが12月7日からな点もLECと同じ。
成績診断の締め切りがLECと違うため注意、
13日17時~21日17時まで
9位~
リーダーズ総合研究所
例年、データーを多用し非常に論理的な解説がなされます。
クレアール
解答速報:20:00
本試験分析動画:21:00
東京法経学院
解答速報:11月14日 22:00
割れ問、速報差異
各社で回答が異なった部分があれば、随時こちらに。
注意事項
正確な基準や解答はセンターにしかわかりません。
速報はあくまで速報、参考程度にとどめておいてください。
センターが正解、模範解答を出すのは1月の合格発表の日です。
あくまで速報であり、問題によっては各予備校で回答が割れることが稀にあります。
解答速報が割れた問題は没問(全員正解扱い)になるケースもあります。
2019(問28),2018年(問56)は連続で没問全員正解でした。
2021年は会社法で怪しい問題(問37)もありましたがこちらは没にはなっていません。
何が起こるのかわからないのが行政書士試験です。
没問以外にも記述の点のつけ方が年度により甘かったり、激辛だったりします。
速報で合否が確定するわけではありません。
特に記述の採点基準はセンター以外誰にもわかりません。
ランキングの要素
ランキングの要素として重視したのは以下の3点。
- 解答速報の時間。
- 総評や解説など解答以外に見るべきポイントがあるか。
- その他、知っておくべき要素があれば加味。
ランキングはあくまで私の個人的見解です。
私が自分で見る優先度、という程度にとらえてください。