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行政書士試験対策、勉強法≪演習編≫

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独学
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行政書士に限らずですが、資格試験の勉強をしているとインプットとアウトプットのバランスが大事だって非常によく言われますよね。

単純に考えたら知らないことを知るための勉強(インプット)と知った知識で問題を解いてみる(アウトプット)ということになります。

本試験直前期になると、インプット2割、アウトプット8割でやりましょう、的なこと言われます。

実はもっと単純に考えればよいのです。

学習初期~過去問一周目終わるぐらいまでは、同じくらいの割合になります。
テキストを読む、即対応する問題を解くという感じですね。詳しくはこちら

テキストは問題を解くために読むもの

落ちる人、挫折する人に多いのはテキストを隅から隅まで覚えようとしちゃう。

あるいはただ漠然と読んでるだけ。

読んでも覚えられないのは子供のころからそう仕込まれているから

例えばですよ、何でもいいのですが本読みますか?

歴史小説でもラノベでも純文学でもなんでもいいのですけど、別に小説ではなくビジネス書でもなんでもそうですが、

一度読んだ本の内容正確に把握できます?

概要は大体つかめると思います。

が、具体的な例えや比喩、登場人物の姿かたち服装の描写など寸分たがわず記憶できます?

まあ、無理ですわ。

少なくとも私には絶対にできません。

今ちょうど息子が宿題で読書感想文があるのですが、その読書感想文って本の概要を掴んでその上に自分の感想を乗せないってことですよね。

一冊の本の中から、その著者が本当に伝えたいこと、または自分の心が揺さぶられたところを探してそれだけ覚えるという訓練を小学生の時から延々してきたわけです。

本の読み方としては間違ってはいないわけです。実に効率よく知識を吸収できるからです。

ですが、逆にそこしか覚えてないのです。

この感動した本、その内容を覚えていますか?

人と話しているときに、「あーこれ昔読んだ本に○○ってあったなー」という話したことありませんか?

何年、何十年も前に読んだ本の内容がいまだに何かのきっかけで出てくることってありますよね?それは、心が動いたから、つまり感動したからです。

では、逆に中学の社会の教科書の記述で印象に残っているのどこですか?

別に社会でも理科でも英語でもいいのですが、ほぼ出てきませんよね。

にもかかわらず、学校で勉強したことって割と残ってますよね?

卑弥呼なんて聞いたこともないって人います?

地図でフランスがどこにあるのか知らない人はいるかもしれませんが、ナポレオンって名前初めて聞いたよー、って人いますか?

なんで覚えているのかって話です。

ようやく本題になってきました。

教科書や参考書なんていくら読んでも覚えてない

教科書や参考書に何が書いてあったかなんてほぼ覚えてないのです。

でも、学校で学んだことこれだけ時間がたってもある程度覚えているのは、テストです。

テスト、定期テストもあれば小テストもあります。

まあ、とにかくテストだらけでしたよね?

テストでそれなりの点数を取るために教科書を読み、参考書を読み、問題集で問題をこなしたわけです。

だから、いまだに一次方程式の解き方忘れてないのです。

同じことをすればよいのです

資格試験だからと言って、テキストひたすら読んだり、隅から隅まで暗記する必要はありません。目の前の問題を解ければよいのです。

問題を解くためにテキストを使うんだという気持ちでいいのです。

インプットが終わってからアウトプットをしなければいけないとか、分けて考える必要すらありません。

まずは、過去問を解けて、肢ごとに正誤を判断できる。そのために、テキストを使えばよいのです。

テキストは問題を解くために使う。問題をたくさん解けば覚えるのです。

過去問は3年分5年分どの程度やったらいいの?

って話にそもそもなりませんよね?過去問は手に入る範囲で全部やりましょう。

やったらやっただけ覚えますから。

という話にしかなりません。

それも一度や二度ではありません。

思い出してください。授業で学んだこと(インプット)はプリント、問題集、小テスト、定期テスト、そして受験勉強の時と何度も何度もアウトプットをしてきたわけです。

だから、何年もたった今でもある程度は覚えているわけです。

それでは未出題に対応できない

とか言われそうです。

でも大丈夫なのです。

さんざん問題を解き倒してからテキストに帰ると、内容のほとんどがすでに見たことあるものに変わっています。

ですが、すべてではありません。

その見たことないものが、未出題論点なのです。

そして、問題を山ほど解いている人はあるセンサーが発達します。

「ここは危ない」

という、出題予知が可能になります。

危ないと感じたことは通常の何倍もすんなり記憶に残ります。

危機回避能力とでもいうのでしょうけど、その感覚が得られればもう合格は目前です。

逆に言えば、危機管理センサーが発達するまで問題を解きまくる必要がるわけですね。

問題を解くためにテキスト、テキストを理解するために問題

テキストは問題を解くために使う。

問題を解きまくるとテキストがほぼ理解できる。

理解できてないところの一部が抑えどころの未出題です。

その一部を嗅ぎ取る嗅覚は問題を解きまくることによって得られるセンサーです。

これらは何も特別なことではなく、今まで受けてきた教育の中で当たり前に行っていたことです。

定期テストでヤマはったりしませんでしたか?

「あの先生の性格だとここだしてきそう」

「ここ授業で何度も説明してたからここでそう」

同じことなのです。テキストはどれもよくできています。

過去問で問われたところしか記載されていないテキストなんてありません。

行政書士は確かに難関の資格に分類されるものです。

ですが、その勉強法は何も特別なものではなく今までの人生の中でやってきたこととなにも変わらないのです。

それが最適なインプットとアウトプットのバランスなのです。

具体的な教材などは独学の人はこちらの記事で詳しく解説しています。

通信受講を検討している人は、各講座で何をどう使うのか具体的なガイダンスが必ずあります。おすすめの通信講座はこちらの記事で紹介しています。

 

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